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マルフォイは名前を呼ばれるとふんぞり返って前に進み出た。望みはあっという間に叶った
帽子はマルフォイの頭に触れるか触れないかのうちに
「スリザリン！」と叫んだ
マルフォイは満足気に仲間のグラッブとゴイルのいる席に着いた。マルフォイの視線がAに移った時Aと目が合った
マルフォイはまたAにウインクをする
それに気づいたロンがわざとマルフォイの視線からAが隠れるように場所を移動した
マルフォイはロンを蛇の様な眼差しで睨みつけロンもまたマルフォイを睨み返した
「あいつ君のことが好きなんだよ。うぇ〜…」
ロンが眉をひそめて言うとAは反応に困ったように笑った
「ムーン」…「ノット」…「パーキンソン」…、双子の「パチル」姉妹…､「パークス・サーリアン」…
そしてついに
「ポッター・ハリー！」
「A…､」
「大丈夫だよ､行ってらっしゃい」
Aが背中を押すとハリーが前に進みでた
突然広間中がシーッというささやきが波のように広がった
「ポッターって､そう言った？」
「あのハリー・ポッターなの？」
「やっぱりハリーって有名人なのね」
Aがロンに話しかける
「そりゃあそうさ､生き残った男の子だもん」
ロンがまたAにそう言った
ところがハリーの寮分けは長かった
帽子もハリーも悩んでいる様子だ
ロンとAもハリーがグリフィンドールに入ることを祈っていた
数十秒後…
「グリフィンドール！」
最高の割れるような歓声の中、監督生パーシーも立ち上がり力強くハリーと握手した。
双子のウィーズリー兄弟は「ポッターを取った！ポッターを取った！」と歓声をあげていた
ロンとAは「やった！やった！」とハイタッチし目一杯ハグしジャンプした
少し落ち着いたところでロンが呟いた
「ABC順なら次はAじゃない？」
「え？」
その瞬間マクゴナガル先生が
「スキャマンダー・ロルフ！」
と兄を呼んだ
「懐かしいなぁ僕ロルフとチェスしたの覚えてる！」
そう言うロンの隣で固まるA
他人事のように応援してたけどそうか次は自分かと鼻血が出そうなほど緊張するA
スキャマンダーの名前を聞いてまたハリーとは違うざわめきが起こる
ハグリッドが言っていた通りAとロルフの祖父ニュート・スキャマンダーはホグワーツで使う「幻の動物とその生息地」の著者でありホグワーツでも魔法界でも割と有名な人物だからだ。
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レイン(プロフ) - 続き楽しみにしています！ズーウーやピケット出るのも読んでみたいです！ (2022年5月27日 21時) (
レス) @page47 id: 3196a4c901 (このIDを非表示/違反報告)
かものはし - 凄く面白かったです！！続き楽しみにしています(^^)更新頑張って下さい！！！ (2022年5月7日 18時) (レス) @page21 id: 81b633d03b (このIDを非表示/違反報告)
ぱぁ - 自分の好み過ぎて何回も見返してしまいました!!主さんのペースで更新頑張って下さいこれからも応援しています!! (2021年12月15日 3時) (レス) id: d68a7d500c (このIDを非表示/違反報告)
遊星(プロフ) - 続きが気になります。更新頑張ってください。 (2021年10月31日 22時) (レス) @page20 id: cc3dcebb37 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：遊子 | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/b2feacb2cf1/
作成日時：2021年9月26日 23時
