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──全てを買い揃ったハリーとハグリッドは荷物を持ってくるため漏れ鍋に戻ることになった
「じゃあねA…僕､Aが初めての友達だよ」
ハリーが照れくさそうに笑うのでこっちも嬉しくなった
「じゃあ､ハリーまたホグワーツで会おう。2回目だけど､同じ寮が良いね」
握手を交わすとハグリッドがまた地面を鳴らし歩いてきた
「さっ行くぞ。A､俺はお前さんに会えて良かった。これからもよろしく頼む」
「勿論。ハグリッドもホグワーツで会おうね。」
また頭より大きな手で頭を撫でられた。少し気恥しい
「またね」
「うん」
ハリーは少し寂しそうに後ろを見ながら前へ進んで行く
手を振ると笑顔で振り返してくれた。
「ホグワーツが楽しみになってきた…あ」
そういえば､と兄さんの顔が頭に浮かんだ
どうせダイアゴン横丁を私の名前を呼びながら走り回っているに違いない
Aはのんびり箒店に向かった
・
・
・
「…どこ」
汗をダラダラ流しながら私を探す兄が想像できる
7歳の頃動物達に会いに行くため､Aが近くの森へ出かけたら､兄が泣きながら森に入ってきたことがあった。
兄は「Aがっ──いなくて───怖くなって…」
と嗚咽しながら言っていたことを今でも覚えている
少し焦りを感じてきた
「やぁ君も箒を買いに来たのかい？」
そんな時に声を掛けられた。後ろを向くと青白い顔のプラチナブロンドの髪色をした男の子がこちらを見ている
「ううん。少し人を探してて」
「そう､君自分の箒は持ってるのかい？」
男の子の話を聞きながら背伸びをして兄を探した
「自分のは持ってるよ。先に乗れた方が何かと楽かなって父さんがね」
「それは良い。クィディッチはやるの？」
話し続ける男の子に息が出来ているのか少し心配になりながらも「やるかもしれない」と答えた
「僕はやるよ､父は僕が寮の代表選手に選ばれなかったらそれこそ犯罪だって言うんだ。僕もそう思うね､君はどの寮に入るか知ってるの？」
「んー､行ってみないと分からないけどハッフルパフかもね､家族がずっとハッフルパフだったから」
「確かに行ってみないと分からないな､だけど僕はスリザリンに決まってるよ。
君と同じさ､僕の家族もみんなそうだったから…君ハッフルパフなの？やめときなよ､ハッフルパフは劣等生が多いらしい。僕と同じスリザリンに入るといいさ､歓迎するよ」
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レイン(プロフ) - 続き楽しみにしています！ズーウーやピケット出るのも読んでみたいです！ (2022年5月27日 21時) (
レス) @page47 id: 3196a4c901 (このIDを非表示/違反報告)
かものはし - 凄く面白かったです！！続き楽しみにしています(^^)更新頑張って下さい！！！ (2022年5月7日 18時) (レス) @page21 id: 81b633d03b (このIDを非表示/違反報告)
ぱぁ - 自分の好み過ぎて何回も見返してしまいました!!主さんのペースで更新頑張って下さいこれからも応援しています!! (2021年12月15日 3時) (レス) id: d68a7d500c (このIDを非表示/違反報告)
遊星(プロフ) - 続きが気になります。更新頑張ってください。 (2021年10月31日 22時) (レス) @page20 id: cc3dcebb37 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：遊子 | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/b2feacb2cf1/
作成日時：2021年9月26日 23時
