続き だからいったじゃん。重いって ページ38
気が付いたら、私は赤ん坊として生まれ変わっていた。しかも、テレビも携帯も電気すらもない昔の時代だ
私が生まれた村では数年前から両面宿儺と言われる化け物に生贄を捧げていたようで、生まれてから一回も泣き声を上げず、しかも両面宿儺と同じ赤い瞳を持った私は不気味がられ、満足一致で生贄にノミネートされた
村の村長さんから、「立派な生贄になるためのお勉強をする部屋だ」と言われ村外れの座敷牢に入れられた時に、こう言われた
「宿儺様は生贄を痛めつけるのがお好きだ。だが、最近になって泣き叫ぶ声が煩わしいと言う……お前にはどんなことがあっても泣き叫ばない訓練をしてもらおう」
とまあ、そんなこんなで、私の��立派な生贄になろう大作戦��は始まったのだ
殴られ蹴られたので「痛い」と言えば「これはお前を思ってのことだ」と言われた
嬉しかった。前世ではこんなにお母さんは構ってくれなかった。私のためなんて言ってくれなかった。だから、私は弱音を吐かずに頑張った
＿＿そして十五の年齢になった時には、暴行や暴言に快楽を感じるような立派な生贄にへと進化したのだ
＊
「……なんだお前」
「ただの生贄ですよ？ 宿儺様」
はぁはぁと、息を荒くしながら微笑むと、宿儺様は更に引いた。はぁんっ！ その塵をみるような目で見つめられると興奮しちゃう……！！
その目でもっと見てくれ。もっと踏んでくれ
潤んだ瞳で宿儺様を見つめる。宿儺様は暫く考え込むと、私に背を向けてしっしっと手を振る
「殺す気が失せた。さっさと去ね」
「え、嫌ですよ宿儺様が私をたくさん痛めつけてくれるまで動きませんから」
「………」
此方を振り向いた宿儺様はあからさまに顔を歪めた。ウザいとか思ってそうだが、それも私にとってはご褒美だ
私は宿儺様に近寄り両手を広げた無防備な姿を見せ、笑顔で言う
「私に愛をください宿儺様!!」
そう、私に
この時はまさか、呪いの王とその生贄という関係から夫婦になるなんて、私も、宿儺様も夢にも思わなかっただろう
〜 〜 〜
連載してる小説が終わったら出す予定の小説です。
シリアスが滲みでてたり、虐めっぽい表現は最初だけでギャグ7割恋愛2割シリアス1割の小説です。
もう一度言います。ギャグが7割ですからね？ これで。
お姉さんになってみた シスコンVer.→←続き 重めなので注意。ガチで
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茨姫 - すぅくぅなぁーー！！！！！！！！！！！すぅきぃーーーーーーー！！！！！！！！！！！！！！！！！ (2023年2月19日 15時) (
レス) @page21 id: 248871b3e8 (このIDを非表示/違反報告)
ユイ - あ！忘れてた！これからも応援してます！頑張ってください！ (2022年11月13日 13時) (レス) id: 546cca6b35 (このIDを非表示/違反報告)
ユイ - やっべェ最推しが尊い！初コメ失礼しまっせ！宿儺はなああもうビジュが神ってるんよなあ、、そこにあのキャラとcv諏訪部順一が入るんだなあ最高だよなあ、あ、リクで、ゆうじと双子＆学パロ＋嫉妬(ゆうじと話してたことに）とかどーでしょーかっ！ (2022年11月13日 13時) (レス) @page48 id: 546cca6b35 (このIDを非表示/違反報告)
みたらし - リクなんですが雷を怖がっていたら。をお願いしたいです🙏 (2022年7月8日 22時) (レス) id: 6b7652c8f0 (このIDを非表示/違反報告)
たきしいど - いつもひっそりと見させていただいております…！シロツメココロさんの書く宿儺、とってもかっこよくて可愛くて美しくて…めちゃめちゃ好きです そしてリクなのですが、「泣き虫になられてみた」をお願いします！ (2022年5月22日 23時) (レス) id: 0f6ec90c76 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：シロツメココロ | 作成日時：2021年10月8日 17時
