少しの..差。(tkxin・ytxym)

＝男の子・２７＝ ページ27

「はぁ？！何言ってんだ！！
　そんなややっこしい名前にすんなって！」


「だぃじょぶっ。ねこのけいちゃんは
　ひらがなのけいちゃんだし。」


「いやいや、駄目だべ。
　呼ぶ時、関係ねぇーべ。」





「い〜〜のっ。だってだって〜
　ゆうやくんのフィアンセだもん。
　そしたら絶対、けいちゃんだもんっ。」


「誰が、フィアンセじゃっ。」


「もぉ〜〜照れ屋さ〜ん♡」



「照れてねぇっ。＿＿つか、マジいべ。
　ダチの弟って、マジ無ぇ。はぁぁ・・
　裕翔にバレたらどーすんだっ。」


「わぁ〜前向き発言〜♡うれしぃ。
　でも、でもでもー関係なぃもん。
　お兄ちゃんは、かんけーないのっ。」


「いやいや、気まじーべ。」


「へぃきー。今はまだだけどぉ〜
　ちゅーがくせいになったら〜
　慧、雄也さんとちゅーしょ♡」


「ちょ。。」


「そぃで〜、こうこうせぃになったら〜
　せぃこぅいする〜♡きゃっ♡」


「おいおい、勝手に話進めんなっ。」


「も〜いいでしょぅ。ね♡」


「ね♡じゃねーしっっ。」


「ぶぅー。もぉ、けちー。」



「ケチって言わねぇべ。
　ほれ、寝るぞ。ほれほれっ。」

ゆうやを抱き上げながら

「慧、ほれ＿＿けい、連れて来いよ。」



「わぁ。。わぁぁ〜〜〜♡
　みとめたぁ〜。」


「うっせー。早くしろ。」



「もぉ〜、はぁ〜〜〜ぃ♡」




＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿




猫の寝息を聞いて、うとうと＿＿

とろんと眠気まなこが目を瞑り

すぅすぅ。と寝息を立てた腕の中の慧を見つめ

俺も安堵し、目を閉じた。



・・が、もう一度目を開け、慧を見つめた。



「＿＿くく。。」



小さく笑ってから、そっと慧の顔に近付き

長い睫毛にキスを落とす。




「慧、これからもずっと＿＿
　守ってやるよ、約束な。」


そっと囁き、慧を強く引き寄せ

俺も眠りについた。






愛しい温もりを抱き締め


長い付き合いになるなぁと、、思いながら


微睡みの中、夢へ落ちた。







はぁぁー・・・。


つか、大人になるまで..待ち遠しいな。





＝終り＝

『君の魅力』(ytxym)　＝ね、どうかな。・１＝→←＝男の子・２６＝

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