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過去と出会い.. ページ2

過去と出会い2

な「梅雨のある日の事だ…」

ーーーー

雨が降る音

人が急いで帰る音

車が水たまりの上を走る音

いろんな音が聞こえる

全く雨っていうのは困ったもんだ

髪の毛ははねるし
電車は混むし

早くわが子に会いたい

あ、猫ね

『ウッ…グスッ…』

な「え…?」

辺りを見渡すが立ち止まる人はいない

どこから聞こえたんだ

俺の長所である耳がいいところを使い
必死に探す

『ウッ…ヒック…』

近い

『グスッ…』

な「ここか…」

『…!?』

な「あ、驚かせたかな…ごめんね?」

やっと見つけた

やっと見つけた君は

雨に濡れてぐしゃぐしゃだった

な「こんなところで何してるの?」

『…帰る家がないだけ』

な「…とりあえず家来て」

『え』

な「しょうがないなぁ」

濡れている女の子をお姫様抱っこする

『ちょっ!』

な「いいから掴まってて。寝ててもいいよ」

どうやら対抗する気力もないらしい

女の子は俺の腕の中で眠りについた

〜〜

家に着いたのでとりあえず起こす

軽めに叩きながら

な「起きて〜」

と言うと案外あっさり起きた

『あ!さっきのお兄さん…
ありがとうございます』

な「いえいえ。とりあえずお風呂入りな」

『え、でも服…』

な「貸すから」

『…わかりました』

な「…制服?かな?脱いだら置いといてね」

『はい…お借りします』

そう言って脱衣所に行く女の子を見送り

な「はぁ…」

ため息をついてから

電話をかけた

な「あ、もしもし? ー

.

.

.

.

.

.

莉犬くん?」

ーーーー

やっとでたよすとぷりメンバー!

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ピーや - いいね! (2020年1月15日 0時) (レス) id: 626b187071 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:酢昆布 | 作成日時:2019年10月7日 0時

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