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. ページ25

ーころんsideー

こ「Aー!!!!」

そう叫んで慌てて走りよる

Aは息が苦しそうで
肩で息をしていた

こ「おい、A大丈夫か」

必死に揺さぶると

『ハァハァ…ころ…ん…』

と苦しげに返事をした

僕は周りの目を気にせずにお姫様抱っこをして
保健室に連れていった

こ「先生!…っていない」

『ハァハァ…ゲホッ…』

とりあえずベッドに降ろす

『ハァハァ…』

こ「大丈夫か?何したらいいかな…」

『大丈夫…だから…ハァ…ハァ』

こ「そっか…」

何も出来ないのが悔しい
無力感を感じてとりあえずAの手を
そっと握りしめた

『ありがとう…ころん』

こ「…どうしたの」

『ただの貧血』

こ「そっか」

『…』

こ「わかりやすい嘘辞めたら」

『ごめん』

聞きたいなんて言ったらわがままだろうか
なんて、悶々と考えていると

『…ちょっと肺が苦しかっただけ』

とかなり間を置いてから
静かな保健室に声が落ちた

…ちょっと肺が苦しかっただけ

って苦笑いをした君

こ「もしかしてさ…」

『そ。病気』

こ「…」

『ごめんね。言わなくて』

こ「死んだりはしないよね…?」

『それはないよ!たまに発作起きるだけ』

こ「なら良かった…」

その言葉が嬉しくて
僕は静かに抱きしめた

『…!』

しばらく静寂だった保健室に1つ
また声が落ちた

『…まあしばらくしたら検査で長期入院だけど』

こ「…は?」

『…学校も行けないかも』

こ「…それ早く言って…いつ?」

『来月かなぁ』

なんでそういうこと早く言わないんだよ

こ「じゃあさ」

『うん?』

こ「それまでの1ヶ月僕が幸せにするよ」

『…ほんと?嬉しい』

鈍感女め

こ「だーかーらー!」

『?』

こ「今告白したのに…(小声)」

ミーンミンミンミン

という蝉の声にかき消されてAに

『え?』

って言われたから

やけくそになって

こ「告白したんだよバカヤロー!!!」


って叫んでやった

ーーーーーーーーーーーーーー

敗北ヒーロー早く書きますねはい
この話もう意味わからん

ありがとうございます3[作者]→←頼れよ【ころん】



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くも - すっごく面白いです!毎日ひまですとぷり箱推しのこの僕ちんには助かります✨これからも応援してます (10月23日 5時) (レス) @page21 id: b46d582932 (このIDを非表示/違反報告)
天音 - はぁ、、、もう、、、尊い尊い尊い尊い尊い尊い尊い尊い尊い尊い尊い尊い尊い尊い尊い尊い尊い尊い尊い尊い尊い×10000 何あの嫉妬深いるぅとくん?!可愛いと尊いとしか言いようがない((ちなみに私はジェルくん推しっス (2021年12月7日 23時) (レス) @page8 id: 762cbec691 (このIDを非表示/違反報告)
稲荷が好きなたぬき - と、尊いっ…!!素敵な作品ありがとうございます!! (2020年7月1日 16時) (レス) id: 7c3c591570 (このIDを非表示/違反報告)
きなこ - 主人公が、さとみくんは人気だからもっとステキな人に取られちゃうんじゃないかなと不安になった所を、俺はお前しか見てないよと慰めてもらうシチュエーションがいいです! (2019年8月24日 22時) (レス) id: ee2dcefc71 (このIDを非表示/違反報告)
酢昆布(プロフ) - きなこさん» 具体的にどのようなシチュエーションがいいなどありますか? (2019年8月22日 11時) (レス) id: 3d6f6fe0e7 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:すこんぶさま | 作成日時:2019年4月5日 8時

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