甘々イチゴ【すとぷり短編集】

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〜Aside〜

目が覚めると見えたのは
白い天井とるぅとくんのふわふわの髪の毛


『…あれ』

る｢あ、起きた。大丈夫？｣

『ダメみたい』

る｢そっか…無理しちゃダメだよ｣

まただ

また"迷惑"かけちゃった

る｢ねぇ…Aちゃん｣

『…？』

る｢もしかして…だけど｣



る ｢ 虐 待 受 け て る ？ ｣




るぅとくんのその言葉は

まるで剣のように

私の心に刺さった



『え…wなんで…？』

る｢その手｣

『あ…』

るぅとくんの視線が刺さる右手には

痣があった


これは母にされた

まぁもう痛くないけど

昨日のことだし

る｢ねぇ｣

『なに』

る｢無理しないでよ。もっと僕を頼ってよ｣

『そんなんむり』

る｢なんで｣

『人に迷惑かけたら殺される』

る｢じゃあ僕人じゃないから迷惑かけて｣

『…ふふっw』

る｢もー！なんで笑うの！｣

『人間じゃないってwww』

る｢…笑ってくれた｣

『…！』

る｢ねぇ…今日家来ない？帰りたくないでしょ｣

『な、なんで帰りたくないって知ってるの…』

る｢うなされてる中で『帰りたくないよっ…』
って何回も｣

『うっ…』

る｢だから今日は家に来ること！｣

『でも…家に行ったりするのって恋人とか
じゃないと…』

る｢じゃあ、恋人になろ？(小声)｣

『え』

る｢だ、だめ…？｣

そう言って顔を赤らめる君は

あざとくて

愛おしくて

私は

返事をする代わりに

彼の唇に

自 分 の 唇 を 重 ね た ー

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作者も頭が痛いです

ありがとうございます［作者］→←優しさ【るぅと】

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