8話 ページ8
先生たちからのご好意を断ってから数分
なんとなく誰も何も発しない空間になり気まづくて視線を落とす
間違えちゃったな、もっと違うこと言えればよかった
そうじゃないと嫌われちゃう
ここでも、また、
｢Aちゃん｣
｢っはい、｣
バラム先生に呼びかけられた
きっと、怒られる
そう思って目をぎゅっと瞑った
すると先生は、
暖かくて優しい手をまた、
私の頭に乗せてくれた
｢たとえ覚えていないのが本当だとしても
君は心に傷は追ってる。
大丈夫なんかじゃない
僕はウソが分かるんだよ｣
｢、え｣
驚きのあまり言葉を失う私に
バラム先生はそのまま頭を撫でてくれて
ツムル先生はわざわざすこし屈んで視線を合わせてくれる
｢そうだよ、さっきまでの君はね、
混乱とか不安とかと一緒にいっぱい恐怖があったんだよ｣
「、なんで」
「僕の家系能力だよ 見えたから」
無理しちゃダメ、
僕達はそのお話を聞きに来たんだから。
そんな優しい言葉をかけられて、
厳しい社会に揉まれ続けた私は
家族からも何からも嫌われていた私は、
全部報われたような気がした
あったかい、全部
自分の目を通してみえるツムル先生が歪んでる
苦しかった、ずっと
｢泣きたかったから泣けばいいよ、急に落ちて怖かったよね。
痛かったね、｣
｢頑張ったねよく耐えたよ、偉い｣
なみだがとまらなかった
愛されなかった前世で、
こんなに優しくされたこと無かった
暖かい手と言葉 雰囲気 視線
全部が心地よくて優しくて全部に泣けた
ずっと、泣いていた
先生たちは頭を撫でてくれたし手を握ってくれた
暖かい言葉をずっとかけ続けてくれた
えらいね
がんばったね
つらかったね
すごいねって、
ずっと。
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めがね - ほんとかわいい、大好き。マジで天才すぎます！イフリート先生出てくるの神ですか⁉︎更新楽しみにしてます‼︎ (4月9日 12時) (
レス) @page33 id: b6f88a6761 (このIDを非表示/違反報告)
おみじゅ - 教師陣が好きなので助かります！更新頑張って下さい！ (3月19日 20時) (レス) id: 02910e26c1 (このIDを非表示/違反報告)
りん(プロフ) - 更新待ってます！ (3月5日 18時) (レス) id: 54e2cad7a6 (このIDを非表示/違反報告)
ステラ(プロフ) - りんさんありがとうございます！では一日に3にしてみます、！いつもありがとうございます、 (3月2日 13時) (レス) id: 41aa473ff8 (このIDを非表示/違反報告)
りん(プロフ) - 多分一日に1〜3ぐらいが読みやすいと思います！ステラさんのお好みでいいと思いますよ！ (3月2日 0時) (レス) @page16 id: 54e2cad7a6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ステラ | 作成日時：2024年2月29日 17時
