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28話 ページ28

「はい、じゃあ教科書666ページを開いて」


こんなにも至極真っ当に学生生活を送ったのは初めてというくらい楽しい時間である



みんなで移動教室に移動して、



1限目はモモノキ先生の魔術基礎学の授業で


みんなで喋っていて集中していなくて怒られたり



スージー先生の授業で攻撃してくる植物に追いかけられたり




ドタバタで楽しく笑って過ごして、






今はオリアス先生の占星術の授業である






午後にもなってくるとみんな体力も尽きてきて


ご飯の後だしウトウトしだしている



私も例外ではなくしっかり星ではなく夢をみている



「...ちょっと?問題児クラスー?寝ないでくれるかなぁ?」


「あと5分..」




「1秒たりとも無駄にしないでもらえる?」


「じゃあ50、、」



「10倍にすんな!!!」



ったく..なんて文句を零しながら先生は授業を進めていて、





まともに受けているのは頭のいい組の方々だけだろう。



クララちゃんに関してはイルマくんにひざ枕されて寝てる



「はぁ、起きる気配ないね。」


「、まって、しんさくのす魔ぶら、、」


「じゃあそんな問題児クラスたち、眠りこけながらよく聞きな」



先生はよく似合ったその帽子を人差し指で上げながら



ニヤッと笑って提案をしてきた




「今からこのクラスで生け贄を出す」




「その人物はたったの1人、



生け贄になった生徒には放課後に残って

俺のお手伝いしていただきまーす!」



「はぁ?!!!!」



「あ、起きた?おはよー」







先生は語尾にハートでも着きそうな勢でどす黒い事を提案してきた、



生け贄?この楽しそうな魔界で放課後拘束、?!


冗談じゃない、!




そう思ったのはみんな同じなようで血相を変えて飛び起きてきた





「じゃあ今からこのカードで名前順で数字が当たった人が生け贄ね〜」





先生はルンルンとしながらカードをシャッフルする




私たちは為す術なくその混ぜられていくカードを観察する他ない




そして、先生は運命の1枚を選んだ


「んー、じゃあこれ!」




先生はその1枚の手札をみてニヤッと笑って、私の方を見た


「Aさぁん、生け贄確定ね〜〜?」




「、え」




さぁっと顔から血がなくなっていくような冷えた感覚がした








ちょうどその時授業終わりを告げるチャイムが鳴った、



皆は大声でごめん!!と謝りながら教室を走り出ていく







...ちょまてよ!!!!

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めがね - ほんとかわいい、大好き。マジで天才すぎます!イフリート先生出てくるの神ですか⁉︎更新楽しみにしてます‼︎ (4月9日 12時) (レス) @page33 id: b6f88a6761 (このIDを非表示/違反報告)
おみじゅ - 教師陣が好きなので助かります!更新頑張って下さい! (3月19日 20時) (レス) id: 02910e26c1 (このIDを非表示/違反報告)
りん(プロフ) - 更新待ってます! (3月5日 18時) (レス) id: 54e2cad7a6 (このIDを非表示/違反報告)
ステラ(プロフ) - りんさんありがとうございます!では一日に3にしてみます、!いつもありがとうございます、 (3月2日 13時) (レス) id: 41aa473ff8 (このIDを非表示/違反報告)
りん(プロフ) - 多分一日に1〜3ぐらいが読みやすいと思います!ステラさんのお好みでいいと思いますよ! (3月2日 0時) (レス) @page16 id: 54e2cad7a6 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ステラ | 作成日時:2024年2月29日 17時

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