今日、大好きになりました【R＆F】２

No.087 ページ41

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2人で他愛もない話をしながら宿へと戻ると、もう既にそこにはみんなが起きていて、集まっていた。




りか｢…おはよぉ｣

なな｢え！2人とも何してたの！密会？！｣

慎｢ははっ、…うん、まぁそんな感じ｣

なな｢えー、そこいい感じだったんだ〜｣

壱馬｢…とりあえず座り？｣




うん、とAと慎が並んで座る。




慎｢寒くない？｣

『うん、平気』




そして、大樹が旅のしおりを受け取り読む。




大樹｢…“旅のしおり、6日目”｣




みんなが息を飲む中、大樹の声が響いていく。




大樹｢“最終日前日の今日、午前中はショッピングモールにて、自分の想い人へとプレゼントをしてください。その際選べるのは、1人だけです”｣

めい｢…え、つまり、プレゼント買って渡せってこと？｣

りか｢そうなる、ね、｣

壱馬｢想い人1人…｣

大樹｢“それではまず、ショッピングモールへ向かいましょう”｣

慎｢え、午後のことはまだ教えて貰えないんすか？｣

『…ぽいね、』

壱馬｢じゃあとりあえず行くか｣




最年長壱馬の言葉でみんなそれぞれ動き始める。

そんな中、りかがAの方へと歩いていく。




りか｢…ねぇ、A、ちょっといい？｣




《井上:え、なんやなんや》
《Niki:りかちゃんの好きな人って確か壱馬くんだから…》
《鷲尾:え、修羅場ですかね》
《井上:何言うんやろ》




『…うん、』


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