推しアイドルにこの感情!? ページ3
とんでもなく色濃く残ってる、知恵熱を出した日。あれから、あの時の感情はいったい何だったのか、今でもわからない。
ケド、、、なんか、モヤモヤしてるってことはわかる。
ホント、慶君がお兄ちゃんになってから、ドキドキの連続だったなー。
遠い昔のことのようにボーっと考える。
槇「よう、大丈夫か?A。」
急に槇君が出てくるもんだから、びっくりしてはね上がった。
「びっくりしたー。槇君、どうしたの?学校で会うことなかなかないのに。」
槇「いや、慶があれからAがしんどそうだから、見てやってくれって言ってさ、大事な妹だから、何とかしてやろうと思ってな。」
また、ズキンと胸が痛んだ。
もう、自分じゃ分からないから、槇君に相談してみた。
すると、なぜか、笑い出した。
槇「多分だけど、『妹』って単語にズキンってなったのかもな。」
そういわれて、なんか、スッとした。腑に落ちたような感じだった。
でも、それじゃあ私は、、、槇君のことを、、、、、
カァッッと真っ赤になって、うつむく。
槇「つまり、お前はオレをお兄ちゃんとしてじゃなくて、恋人として、隣に居たいってわけだ。」
ニヤっとしてこちらを見る。
数秒経って、槇君が小さく何かを言った気がした。
聞き返すと、
槇「オレも、そうしたいから、いいよ。」
と言った。彼の横顔は紅に染まっていた。
「ありがと、槇君。」
そう彼に微笑みかけた。
すると、槇君がギュッと抱き締めて、頬にキスをした。
とっさに顔が真っ赤になって、走り去ってしまった。
なんで、なんでキ、キスなんか、、、///
てか、逃げてきちゃったし、後で、お礼しなくちゃ。
けど、こ、恋人なんだから、キス、、、とかの方がいいのかな、、、?
翌日
慶君のスマホを借りて、槇君に電話をかけた。
「もしもし、槇君?その、この前は逃げてごめんね。お礼にさ、ちょっと、、、家に来て。今すぐに。待ってるから。」
、、、超早口になっちゃった!!
一人で突っ立って真っ赤になっている私を見て、慶君に心配された。
大丈夫だよ!と元気に言うけれど、慶君はまだ心配そうだった。
じっと見つめられて、なんだかいたたまれなくなって、じゃあ部屋に戻るね、あと、槇君が来たら呼んで!と言ってさっさと自分の部屋に行った。
ピンポーン
慶「A槇が来たぞー。」
「はーい」
槇「どうしたんだよ、急に呼び出して。」
「あの、ちょっとだけ目を閉じて。」
はいはいと言う通りにしてくれた。
そっと頬にキスをした。
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ハムム(プロフ) - こんちわ!ハムムと言います!最近更新がなくて残念ですシュンちなみに私は慶君推しです!これからも更新待ってます! (2021年4月10日 17時) (レス) id: f8432527a9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:幸せを(ゝω・´★) | 作成日時:2020年2月14日 17時