黒担当は、小悪魔ちゃん２【stxxx】

頂戴 ページ6

『いいもの頂戴〜〜！！！』

じ「うわっ！？」

さ「Aか……。びっくりさせんなよ……」

今日はころん家ですとぷり会議。

部屋に入った私の一言が、

“いいもの頂戴„

であります(^^)

る「今日はAがビリでしたね」

こ「二分遅刻だしぃ」

『おいころん。自分のこと棚に上げてなーに偉そうなこと言ってんだ』

さ「そーだぞころん」

『お前もな』

マジでさところは手に負えないよ。私も人のこと言えんけど。

遅刻って言っても、二分だけだから良くない？？？？四捨五入で0分だよ。

な「ていうかA、挨拶もしないでいいもの頂戴って……www」

『だってくれるんでしょ？いいもの』

さ「あぁ、俺ら六人からのプレゼントだよ」

『………まさかゴ●ブリじゃないでしょうね？？？

虫の脱け殻とか」

る「僕らは小学生ですか」

じ「じゃあ蛇の脱け殻とかは？？？部屋に飾っておくと金貯まるらしいで」

『嫌だよっ！！！wwww』

蛇の脱け殻も、セミの脱け殻も、ジェルの脱け殻も嫌だわ(^^)

ていうか女子の部屋に蛇の脱け殻ぶちこもうとする根性何なん？www

告白した人に対する態度か？？？？

な「ホラホラジェルくん、そんな冗談言わないの。Aが怖がるでしょ？」

『怖がってねぇし』

な「そっかAは強いもんねwwww

……で、本題なんだけど。

あげるよ、いいもの。Aも喜ぶと思う」

さ「Aに俺のこと好きになってもらわなくちゃ困るし」

り「ふふっ、こんな所で一緒に居たら、さすがのAでもドキドキしちゃうよ……♪」

『え？所？てことは場所？

どっかつれてってくれんの？』

私がそう言うと、ころんが「近い！！！」と叫んだ。

る「とっておきの場所ですよ…」

じ「もう見せてもいいんちゃう？」

な「そうだね」

な、なんだろう。

ソワソワしてる私の前に、六人が差し出したのは………。

『……え？？？？これって……

某夢の国のチケット………？』

そう。

夢の国へのパスポートだった。

り「そうだよ。来月の一番最初の水木で、一緒にディズニー行っちゃおうよ！！！」

『え……いい……の？』

遊園地のチケットとかって、どこでもそこそこいい値段なんじゃ……。

な「いいよ、いいよ。

俺らだってAといたいしね」

『え……あ、ありがとう…』

ま、まさかこんな夢のようなことがあるなんて！！！

こ「わっ、Aが素直に感謝してる〜！！」

じ「珍し〜！！！」

『お前らマジでうるさいな(^^)』

雰囲気ブチ壊しだぞごら。

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