黒担当は、小悪魔ちゃん２【stxxx】

青色エンド ページ33

『私はね＿＿＿…

ころんと付き合うことにしたの』



・



『ぎゃあああああっ！！！

私死んだんだけど！？ころん助けろ！』

こ「助けろってなんだよっ！www」

ころんとゲーム生放送なう。

【Aちゃん死んでるwww】

【頑張れ〜！】

【あぁ……やっぱりこのカレカノ最強。すこ】

私ところんが付き合ってからの、初めての生放送。

心なしか、リスナーさんたちもいつもよりテンションが高い。

『ころん早く助けろっ！www』

こ「んも〜、わかったよ…」

そう言って渋々私を助けてくれるころん。

『ありがと、ころん。Aちゃん復活だぜ』

こ「オイオイオイ！！生き返ったそばから的に狙われてるぞ！？」

『え？あぁっ、ホントだ！！

こっちくんな！！！』

【Aちゃん追われてるw】

【敵もAちゃんの魅力に気づいてしまったか…】

『え？私の魅力に敵も気づいた？
やだありがと嬉し……

ってああああっ！！死ぬうう！』

私がゲームの中で死にそうになり、テンパっていたとき…



『あれっ』

こ「っぶな」

ころんが咄嗟に敵を倒し、私を助けてくれた。

こ「ったく…。Aに手ぇ出すなし」

『っ………』

こ「しょーがない。僕が守ってあーげる」

『は………はぁ！？

そういうかっこいいこと言うならゲームでじゃなくてリアルのときにして！』

こ「はぁ？w」

【ころAキタ〜〜！！！】

【ころちゃんイケメソ】

彼の言葉にドキドキしたことが悔しくて、なかなか素直になれない。



『ころんの馬鹿………』

照れ隠し拗ねながらそう言うと、隣にいるころんの顔が赤くなる。

こ「A……。可愛すぎなんだけど…」

『え？』

私が聞き返した瞬間＿＿＿＿



部屋に、淡いリップ音が響いた。



き、キス…？

『っ………！？』

こ「Aが可愛すぎるから悪いんだよ〜だ」

『んなっ……！？』

…悔しいけど、かっこいい。

やられた。



『…ホントに馬鹿なんだから』

でも、大好き。



その日のネットは、

“ころA生放送でキス„

“ころAキスおめ"

の話題で持ちきりだった。



【END4】



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