やめた方が ページ25
花野に拾われた(?)私は、そのまま彼の家にお邪魔することになった。
花野の家はこの住宅街にあり、今四天王で集まっているらしい。
みんなで私の動画や借りた映画とかを見ようってことになったらしく、花野がジュースの買い出しに来たときに私に遭遇した…とのこと。
『ごめん、急にお邪魔することになって…』
花「いいよ、いいよ。
Aちゃんは僕らの同級生で推しなんだし」
『ありがとう…』
そして彼は、「入って入って」と、私を家に招き入れる。
花「ただいま〜」
私と花野がリビングに入ると、見覚えのある三人がいた。
鳥「おー、遅かったな」
八重歯が特徴的なイタズラっ子イケメン・鳥乃。
風「花ちゃんおかえり〜って、え…!?」
私に気づいて目を丸くしたのは、ふわふわ可愛い系イケメン・風谷。
月「Aさん…?どうしてここに」
ミステリアスイケメン・月丘も驚いている様子。
『急にごめんね』
風「ちょっとAちゃん!?な、泣いてる…!?」
鳥「しかもびしょぬれ……。
花野、今すぐタオルもってこい!」
花「わかった。待ってて」
月「Aさん、もしかして炎上のことで何か…?」
…さすが私のリスナーさん。そして四天王。炎上のことについて把握してるんだ。
花野がタオルを持ってきてくれて、風谷があったかいココアを入れてくれた。
そして一息ついたとき、私はさっきの出来事を話した。
『私…最低最悪だよね。こんなんじゃ小悪魔どころか大悪魔だよ……』
月「Aさん………」
『私、すとぷりやめた方がいいのかな…』
私の言葉に、四人が目を丸くした。
『この炎上の誤解が解けたとて……。もう六人は私に呆れてるよ。
やめた方が、私のためにも六人のためにもなるのかな……』
「「「「それは違う」」」」
私の言葉を弾くかのように、四人が声を揃えて言った。
『え……?』
花「それは違う……。Aちゃんがすとぷりをやめるのは違う」
そう言い切る四人の目は、驚くほど真面目だった。
・
クライマックスに入ってきました…!
その小説が終わったら書こうと思ってるstxxx小説も、脳内プロットを立てています(笑)
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りんか - とても面白かったですっ!神作品ありがとうございます! (2023年4月7日 13時) (レス) @page41 id: 53d92e9e1c (このIDを非表示/違反報告)
シャーペンの芯(プロフ) - あまねさん» コメントありがとうございますーー!!大好きだなんてとても嬉しいです…!!私も大好きでs(((( (2021年12月21日 22時) (レス) id: 37f133a8ec (このIDを非表示/違反報告)
あまね - 「シャーペンの芯」さん、大好きでーーーーーす!素晴らしすぎまーーーーす!他のお話も楽しみにしてまーーーす(o・ω・o)初コメ、失礼しました…。 (2021年12月4日 14時) (レス) @page41 id: 85362d7a8a (このIDを非表示/違反報告)
シャーペンの芯(プロフ) - このはさん» コメントありがとうございます!二作も見てくれたなんて…!感謝です。 (2021年10月31日 22時) (レス) id: 37f133a8ec (このIDを非表示/違反報告)
このは - 作品が終わった後だけど、凄くよかったです。2作品見ました。 (2021年10月30日 20時) (レス) @page37 id: 063a51fae3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:シャーペンの芯 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/syapennosin/
作成日時:2020年11月18日 17時