世界の果てまで。【カントー地方編】 (ページ9)

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カントー地方　№8 ページ9

可愛らしく下から見つめてくるアブソルとフシギダネに、Aはほっこりしながらも『何でもないよ』と返す

マイナスイオンを放っている美少女A。ここにオタクが居たら鼻血ブーの状態だろう←

いや、Aを見る前に、幼馴染達の手によってﾋﾟｰされているかもしれない←

『あっ、グリーンのポッポ負けちゃった』

アブ「ソブ…」

ポッポが倒れたことに悲しみを覚えたアブソル

すると、フシギダネが野生のポケモンと戦って覚えた「つるのムチ」で、アブソルの頭を撫でた

その時、ポケモン好きなら誰もが思うこと。それは＿＿＿

『(なにこの可愛い空間)』

である。今まさに、Aの目には、可愛いが大渋滞した光景が映っている

Aにとっては失神案件だ(((

『ああ～、今度はレッドのポッポが戦闘不能』

ポッポの次にレッドが繰り出したのは、相棒のヒトカゲ。ヒトカゲはバトルする気満々だ

タイプ相性では不利なレッド。勝てるのかは彼次第

＿＿＿＿＿＿＿＿

バトルの勝者はレッド。相手の防御を下げたり、技を交わしたりと、また頭脳戦勝利だ

一方、負けず嫌いのグリーンは顔を顰めている

不穏な空気の中、Aはグリーンにきずぐすりを渡した

『はい。カッコよかったよ？バトル。そんなに落ち込むなって』

グリーン「サンキュー……今日は負けたけど、いつか勝つからな！レッド！」

レッド「…うん」

『おっ、勝利宣言か～！どっちも応援しとるよ！』

グリーンが直ぐに元気になった理由を説明しよう。見てわかるように、グリーンもAのことが好きだ

そりゃあもう、Aの可愛さにやられて←

さて、バトルに負けてしまったグリーンはライバルであるレッドに負けて悔しい気持ちもあるが

ずっと昔から好きだったAに、負ける姿を見られて嫌だという気持ちの方が圧倒的に強かった

そこに現れたのは、美少女A。Aに「カッコいい」と言われたグリーンは
一瞬でテンション爆上がり←

レッドにドヤ顔を決めながら勝利宣言を果たす。ドヤ顔を決められたレッドは、盛大に顔を顰めた

グリーン「レッド、どうやらポケモンリーグには、強くてすごいトレーナーが
　ウジャウジャいるらしいぜ。どうにかあそこを通り抜ける方法を考えなきゃな！」

『へ～…強くて凄いトレーナーね～…』

グリーン「ああ。お前らも、何時までもここらに居ないで、とっとと先に進めよ！」