世界の果てまで。【カントー地方編】 (ページ6)

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カントー地方　№5 ページ6

inオーキド研究所

オーキド研究所に到着したレッドとA。Aは研究所の扉を開けた

オーキド「おお！レッドにA。どーだい？わしのやったポケモンは」

『すっごい良い子！アブソルとも仲良くやってるよ！』

レッド「…ヒトカゲも、良い子です」

オーキド「ほう、だいぶ懐いたみたいだな。お前たちはポケモントレーナーの才能があるな！」

『レッドはそうかもね！』

いつの間にかポケモンの話になってるAとオーキドに、レッドは「A」と諭し

本来の目的を思い出させる

『あ、そうだった。博士、お届け物だよ』

オーキド「何じゃ？」

『はい！』

Aがオーキドに届け物を渡すと、オーキドは思い出したように「おお！」と唸った

オーキド「これはわしが注文してた特注のモンスターボールじゃ！有り難う」

『いーえ！』

すると後ろからグリーンの声と、走ってくる音が聞こえる。レッドとAは振り返った

グリーン「じいさん！すっかり忘れてた、俺になんか用事だって？」

オーキド「おお、そうじゃ！お前たちに頼みがあるんだ」

そこまで言うと、オーキドが指さしたのは何かが置いてある机

オーキド「机の上にあるのは、わしが作ったポケモン図鑑！
　見つけたポケモンのデータが自動的に書き込まれて、ページが増えていくという
　大変ハイテクな図鑑なのじゃ！」

ポケモン図鑑の説明を聞いたAは思った。「自分が作ったもの自分でめっちゃ褒めるな」と←

オーキド「レッド、グリーン、A。これをお前たちに預ける！」

『マジか！』

Aのキラキラとした瞳を見た瞬間、レッドとグリーンの思考は一致した

((あ、可愛い……))

ここまで来たら、もはやポケモン廃人ならぬ、A廃人である←

3人はそれぞれ図鑑をオーキドから受け取った

オーキド「ポケモンをただ見つけただけでは、詳しいデータを手に入れることはできん！
　必ず捕まえなければならんのだ。ほれ、その為に、必要な道具を渡そう」

次に貰ったものは、モンスターボールを5個

オーキド「この世界のすべてのポケモンを記録した完璧な図鑑を作ること！
　それがわしの夢だった。しかしわしも、もうジジイ。そこまで無理はできん
　そこで、お前たちはわしの代わりに夢を果たしてほしいのじゃ！」