世界の果てまで。【カントー地方編】 (ページ48)

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カントー地方　№43 ページ48

少しトラブル(？)がありながらも地下通路を通り抜けた二人

出口につながっていたのは、やはりロケット団アジトだった

『こっからは警戒した方がよさそうだね…』

レッド「、うん」

警戒態勢に入ったレッドとA、それにピカチュウとアブソル

そこに、一人の下っ端がこちらに向かって来た

「おい！お前たちは誰だ？ここにどうやって入った？」

『ポスター裏のスイッチを押したら階段出てきたからね？』

レッド「簡単だった…」

「クソ、アイツか……ヘマしやがって…ここから出てってもらうぞ！！」

二人はモンスターボールを構えバトルを挑んでくる下っ端に、ピカチュウとアブソルを出した

『イヤだね！こんなクッソ怪しい奴等、みすみす逃がしてたまるか！！』

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そこからはもう地獄絵図だった

黄色い悪魔と白い悪魔が、ロケット団下っ端をボッコボコのフルボッコにし、最終的には

ロケット団ボスがいる部屋までたどり着いてしまった。なお、たどり着くまで約5分()

『……アンタが、ロケット団のボス？』

？「その通り……こんなところまでよく来た」

レッド「……」

重々しく口を開いた男は、威厳に満ちている。レッドはAを男から隠すように立った

サカキ「世界中のポケモンを悪だくみに使いまくって、金儲けするロケット団！
　私がそのリーダー、サカキだ！私に歯向かうなら痛い目にあってもらう！」

『いいよ…そのバトル、受けて立つ！』

偉そうに笑う男に腹が立ったのか、レッドの制止も聞かずAはバトルを始めた

サカキが繰り出したのはイワーク。一方、Aが出したのはフシギソウ

相性的にはAが有利だ

『フシギソウ、タネばくだん！』

フシギ「ソウｯｯ！！」

前より素早さが上がったフシギダネのタネばくだんは見事命中

効果抜群のため、イワークは一瞬怯んだ

サカキ「イワーク、しめつける」

『その手はもう経験済みだよ！フシギソウ！』

フシギソウは自ら“しめつける”に突っ込んだ

『フシギソウ、どくのこな！』

フシギ「ソウ！！」

サカキ「何だと…！」

毒状態に侵され、強力なタネ爆弾を喰らっていたイワークは、グラリと傾き戦闘不能となった

サカキが次に繰り出したのはサイホーン。こちらも相性はフシギソウが有利だ