世界の果てまで。【カントー地方編】 (ページ44)

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カントー地方　№39 ページ44

フラッシュで周りが明るくなると、ほっと胸を撫でおろすA

レッドは胸を抑えて顔を顰めていた

レッド「(ある意味)死ぬかと思った……」

『あれ？レッドって暗いとこ苦手だっけ？？』

レッド「違う、そうじゃない…」

『はぁ？？？』

訳が分からないという顔をしているA

レッドは伝えるのを諦めてトンネル内を進み始めた

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やっと出口にたどり着いた二人。二人はボロボロである

ここまで何があったのか説明しよう。簡単に言えば、イワークに追い掛け回された。という事だ

原因はレッド。最初、岩だと思って登ったらまさかのイワーク←

次、岩だと思って突いたらまさかのイワーク←←

最後、岩だと思ってピカチュウにボルテッカー指示したらまさかのイワーク←←←

「いい加減にしろ」とAが凄い形相で怒鳴ったら

周りにいたポケモンが一瞬にしてどっか行った()

レッド君は肝が据わっているのでいつもの無表情

『やっと抜けたイワヤマトンネルｯｯ！！辛かったわ～』

レッド「、僕も」←

『いやお前はイワーク突いてただけやろ』←

レッド「………………シオンタウン、行こう」←←

『話逸らすな』←←

はよシオンタウン行かんかい()

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シオンタウンは、ポケモンセンターやフレンドリーショップ以外、家がすべて紫と黒に統一された

不気味な町だった。そこで、Aは不思議な看板を見つける

『“みえないポケモンもよくみえる？しんせいひんシルフスコープ！”』

レッド「怪しい、」

『それな。作ってるのは“シルフカンパニー”だってさ』

怪しい看板はあとにし、夕焼けに染まった空を見て二人はとりあえずポケモンセンターで

一夜を過ごすことにした

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？「おぉ、レッドにA！待っていたぞ！」

こちらに一匹のポケモンを抱え、手を振っている白衣の似合った人がいる

『オーキド博士！？』

レッド「……！」

オーキド「久しぶりじゃな！元気そうでなにより」

『今日はどうしたんです？？』

Aが首を傾げると、オーキドは手も抱えていたポケモンをAに差し出した

『イーブイ…？』

ブイ「イブ！」

オーキド「この子をAに預けるよう、ユノさんから言われてな！」

『ママから？？』