世界の果てまで。【カントー地方編】 (ページ37)

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カントー地方　№33 ページ37

そういって渡してきたのは“ひでんマシン01”二人はこれを興味深そうに見ている

船長「いあいぎりを使えば細い木も切れる！試しに、クチバシティにである木を切ってみたまえ」

『おぉ！有り難うございます！』

二人は船長にお礼を言うと、次の目的地であるジムに向かった

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ジムに着いた時、船の汽笛のような音が聞こえた。船が出港したのだろう

ジムの通り道には、細い木が生えており道を通れなくしていた

レッド「ピカチュウ」

『アブソル！』

「『いあいぎり』」

二人が指示を出すと、二匹は同時にいあいぎりを発動し、木を切り裂く

『“クチシティポケモンジムリーダーマチスイナズマアメリカン”……ここみたいだね』

ピカ「ピカッ！」

『そだね、行こっか』

ピカチュウが前足を上げて行こうの合図を出すと、二人はジムの中に入っていった

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「おーす！未来のチャンピョン！マチス少佐のあだ名はイナズマアメリカン！
でんきポケモン使わせたらアメリカ№1らしいぜ！ひこうタイプ・みずタイプは相性が悪いぜ！
麻痺させられないよう、気をつけな！」

『ほぇ～…』

感心するAに、係員は更に付け足す

「それと、マチスは用心深い！彼の部屋はロックされて簡単には入れないぜ！」

ピカ「ピカピカ！」

レッド「……！」

『おっ！でんきタイプだからライバル心燃やしてんの？』

部屋の奥は、3本のレーザーの様なものでロックされている

銃刀法違反とか大丈夫なの？？？レーザーもアウトじゃね？？？？？

『よぉーし！取り合えずごみ箱の中漁るぞ！！』

アブ「グルルｯｯ！！」

ゴミ箱の中身を漁り、時々中に入っているスイッチとトレーナーに格闘すること数十分

ようやくレーザーの解除が完了し、部屋の奥に入れるようになった

マチス「ヘーイ！プア・リトル・キッド！ユー達のハンパなパワーでは戦場じゃ生き残れないネ！
　ミーは戦争でエレクトリックポケモン使って生き延びたネ！
　皆ビリビリシビレて動けナーイ！ユー達も同じ道たどる、違いナーイ！」

レッド「……」

『(個性強ｯｯ！！！)』

真顔で失礼なことを思っていることは重々承知のA

それでも思える心は素晴らしい()