世界の果てまで。【カントー地方編】 (ページ36)

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カントー地方　№32 ページ36

『マジで出会った瞬間ソッコーでバトんの止めない？？？』

アブ「ホルワ……」

ロコン「コン？」

切実な願いである。しかし、バトル馬鹿の二人は「んなこと知らねぇ」とでもいうかのようにバトルを始めた

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勝者はレッドだ

グリーン「ふん…！とにかくポケモンはそこそこ育ててるようだな！」

『ライバル心ヤバ。素直じゃないなぁ～』

Aがにやけ顔でイジると、グリーンは顔を真っ赤にして全否定

赤い顔で少しAを睨みながら、グリーンはレッドに向き直った

グリーン「“いあいぎり”の名人が船に乗ってるっていうからよ
　会ってみたらこれがただの船酔いおやじ！でも、この技がまた使えるんだよなー！」

『“いあいぎり”ってポケモンの？』

グリーン「あぁ！お前たちも会ってみるといいぜ！じゃー、あばよ！」

キランッ☆みたいな星が見えたのはきっと気のせい←

『ん～……グリーンあの階段から降りてきたみたいだし、登ってみる？』

レッド「…うん」

ピカ「ピカピカ！」

階段を登っているとき、レッドとは対照的なピカチュウを見てAは思った

『(レッドの感情をそのままピカチュウが表してるみたいなんだよな～
やっぱ、ポケモンとトレーナーって似るのか)』

レッド「、A？」

『ん？何でもない』

階段を登り切ると、そこには(自主規制)をゴミ箱に出している船長がいる

船長「おええぇぇ……船酔いですっかりダウンだ…苦しい……うぇ！」

レッド「見ない方がいい」

『ア、ハイ』

珍しくレッドが引いたような目で(無表情だけど)船長からAを隠すので、Aは目を逸らした

しかし、レッドも鬼ではない。成長したwwwレッドは船長の背中をさすってやったのだ！()

船長「ふぅ……有り難う…だいぶ楽になったみたいだ」

『良かったです。それで、私達秘伝の技？っていうのを見に来たんですけど…』

船長「何だ、そういう事か。……元気な時なら自慢のいあいぎりを見せるんだがなぁ…」

船長は残念そうに二人を見る。すると突然、ハッと何かを開ない多様な顔になった

船長「そうだ！代わりにこれをあげよう！
　これを君のポケモンに教えれば、いつでもいあいぎりが見られる！」