世界の果てまで。【カントー地方編】 (ページ19)

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カントー地方　№16 ページ19

オツキミやまに入り、向かってくるトレーナーを片っ端からぶっ潰して()

地下に進んでいると、何やら服の胸元に“R”の文字が入った黒い服を着ている男性が

二人にモンスターボールを向けて話しかけてきた

「ポケモンマフィアロケット団は、怖くて強いのだ！」

『ポケモンマフィア～？』

聞きなれない単語に疑問を覚えながらも、始まったバトル。レッドが相棒のピカチュウを出して

戦うが、結果は勿論レッドの勝利。ロケット団とやらは、フルボッコにされた←

『さっすがレッド！ピカチュウも凄かったよ！』

ピカ「ピッカ！」

「くそ！仲間が黙っちゃいねーぞ！！」

『んなこと言っても、どうせ私達が勝つから無駄ですぅ～！！』

Aは舌を出し、下っ端を煽ってから先に進む。それをレッドは心配そうに見ていた

『にしても、ロケット団って何なんだろうね？』

レッド「さあ、？」

他愛もない会話をしながら、平然とした顔で次々と向かってくるロケット団を対し続ける二人

第三者から見たら、普通にホラーである()

しかしその中から、気になる発言をした下っ端がいた

「カセキはロケット団が見つけるのだ！復活させれば、いい金儲けになる！」

『金儲け…？カセキって……』

取り合えず、下っ端を倒したA。カセキを復活させるとは、どういう事だろうか？

下っ端の横を通りまっすぐ進めば、目の前にあったのは何かのカセキ

近寄ろうとすれば、眼鏡をかけた少年が怒ったように話しかけてきた

「こら待てよ！このカセキは僕が……っ」

『えっ？？』

レッド「は？？？？」

ピカ「ビガヂュウ゛…」

皆さん速報です。レッドさんと相棒のピカチュウさんの纏っている雰囲気が急激に重くなりました

この少年のせいだと思われます←

眼鏡の少年は、Aの美貌に即KO。顔を真っ赤にして口をパクパクさせている

それを見たA大好きレッド＆ピカチュウは、アンデットのような顔に進化した()

さらばだ、少年。来世は気を付けるんだぞ←

『えっと……これ、貴方のでした？？』

「え、！？いや、その……ヒッ！？！」

レッド「……」

ピカ「……」

不穏な空気に気付いた少年。レッド達を見ると、小さな悲鳴を上げて黙り込んだ

ピカチュウ。10まんボルトをスタンバイするな。やるならアイアンテールだ(((