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284話 ページ1

ちなみに場所はUnited States…………アメリカです。

英語分かんないんだけど、呪霊の詳細は現地の呪術師に聞けってこれ大丈夫か。


とりあえず、使い慣れた風神の式神を出す。
風で加速できるから多少速いと思う。

風神が乗ってる雲に同乗させてもらい、アメリカまで一直線で飛ぶ。

風が気持ちいい。



「街が壊滅って相当やばい呪霊じゃね?」

「君の手には余るかな?」

「うるせぇ楽勝だわ」



こちとら特級、相手も特級。
街一つ潰すくらい私にも出来るが??(やらない)



「てか五条の任務だし。五条に出来るなら余裕でしょ」

「言ってるうちに着いたみたいだよ」

「せやな」



地図に記された、アメリカの大都会の高層ビル……の、屋上に降り立つ。

特級呪霊海外上陸です。

やっぱ日本とは違って蠅頭とかも少ない…というかほぼいない。


式神を消して屋内に入る扉を開ける。


階段を下りると、随分人のいない廊下に出る。

階を下りても下りても無人。
えぇ…ここ本部だよね?

海外は極端に呪霊も呪術師も少ないと聞くが、ここまで呪術関係者がいないとなると……相当らしい。


もっと下りると、やっと関係者っぽい男の人を見つける。

あちらも私に気付き、バインダーを持ってこっちに来る。補助監督的な人で間違いないようだ。



「Hello. The details of the target…」

「おっと」

「Huh?」



オール英語だった。困った。
ターゲットって聞こえたから、呪霊の詳細を教えてくれるんだろうけど…これでは肝心の詳細は聞き取れない。

え?詰み?



「えっと、ごめん…私、ノーイングリッシュ」



態度と簡単な単語で伝えると、意味は通じてくれたようでお互いに困った顔をする。

この人も日本語は話せないようだ。

詰んだのは私だけじゃなかった。



「Thank you George. I will replace you.」

「Maki! It was good and it was saved.」

「え、え…何…」



後から歩いてきた女の人が、補助監督さんからバインダーを受け取って代わる。



「すみません、Japanの術師だと伝わっていなかったようです。本来なら私が連絡する手筈でした」

「あっ日本語……日本人ですか?」



サーモンピンク髪の女の人。
悠仁の親族ですか??

日本語を聞いてめちゃくちゃ安心した。異国の地に一人、言葉も通じず…って不安なもんだね。

夏油はいるけど。






〜〜〜






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翡翠(プロフ) - 抹茶は正義!さん» 家入さんが一番イケメンだと思ってます…😂 (2022年6月15日 22時) (レス) id: 3a4365de5c (このIDを非表示/違反報告)
抹茶は正義! - 家入さんがかっこいしゅき (2022年6月12日 20時) (レス) id: 8015273a92 (このIDを非表示/違反報告)
抹茶は正義! - オールキャラかーおもしろくなるだろうなー (2022年6月12日 20時) (レス) @page46 id: 8015273a92 (このIDを非表示/違反報告)
翡翠(プロフ) - 抹茶は正義!さん» 出来るだけオールキャラ出したいので笑 (2022年6月9日 16時) (レス) id: 5d748230e5 (このIDを非表示/違反報告)
抹茶は正義! - 主人公ちゃん疲れるよねーそりゃ過去に来ちゃったんだから (2022年6月9日 0時) (レス) @page40 id: 8015273a92 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:翡翠 | 作成日時:2022年5月18日 16時

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