ライバルは鬼の副長！

8話 ページ8

「ん・・・・・っ」



あれ、私寝ちゃったのか・・・・




手が誰かと繋いでる・・・?



栗色のサラサラな髪、総悟が隣で寝ていた


「うぁああああっ！？そ、総悟ぉ！？」


なんで、隣に、一緒に寝てんのぉ！？


沖「ん・・・おきやしたかぃ？・・・そういえば、A俺の名前ずっと呼んでやした」


えっ！？そんなこと言うわけ・・・・

いや・・・・

私のことだ、言ってたのかもしれない

顔に熱が集まっていくのが分かる



「っあぅ、あの、ご、ごめん・・・」


うう、恥ずかしい・・・


沖「・・・そんな顔してると、俺みたいな狼にくわれまさぁ、A」


総悟は言いながら私の首元を噛んできた


「・・・！んぅ・・・やぁ・・っ！痛、い、そ、うご・・・っ！」


チリッとした小さな痛みが痛くて、私は目に涙が溜まる



沖「その顔、誘ってるようにしか見えやせんぜ、A」



嫌だ、なんか怖い・・・！

こんな総悟、知らない・・・！



「ん、やぁ・・・・・っ！「何してんだ」



声のした方を向くと殺気を纏ったトシが総悟を睨んでいた





土「今すぐAから離れろ、総悟」


沖「・・・へー、へー怖い鬼が来たんで、俺は退散しまさぁ」



トシに何かを呟いて総悟は出ていった



何だったんだろ・・・?


トシがさっきから黙ってる



・・・なんか、怖いな

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