ライバルは鬼の副長！ (ページ22)

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22話ページ22

「ト、トシも、残るの・・・っ？」

土「・・・アァ？んだよ、アイツと二人きりがいいのかよお前は」

違う、そうじゃない

でも、私の過去が

アイツと、関わっているから

・・・まだバレたく、ないんだよ

「・・・っ、私、二人でも大丈夫だよアイツは私が嫌がることなんてしなかったもん」

土「・・・まるで昔仲間のようにアイツのことを話すんだな」

あ・・・・！！

しまっ・・・

ドサッ

「・・・！ト、シ、何を・・・」

今、押し倒されてる・・・！！

土「アイツとどんな関係だったんだ？俺らがお前と知り合う前からか？」

「・・・・っ、言えない、よ」

土「・・・んで、お前は・・・」

トシが顔を歪ませる

だって言ったら私はもうあなたたちと一緒に居られなくなるよ・・・

・・・私はまだ、嫌なんだ

土「俺は・・・・」

トシが何か言おうとしたところでトシの頭に木刀がつきつけられた

銀「なーにしてんの大串クン？ソイツに手、出すなら頭吹っ飛ぶよ？」

土「・・・テメェこそ手、出すなら斬るぞ」

・・・銀時・・・

ぎん、とき・・・・！！

「っ・・・・っ！！ふぅ、う、あ、っ
銀、時ぃっ・・・！！」

何年かぶりに銀時を見ると涙が勝手に溢れ出した

「ごめ・・・っ！！私、あのとき、」

銀「泣くんじゃねぇ、A、お前は笑ってろ、これからも」

「・・・っ！銀時、もう離れたくない・・・っ！！ずっと一緒に居ようよ！！皆も・・・！！」

私は銀時に抱きついて大泣きしていた

それを見たトシが舌打ちをしていたけど何も言わなかった

私はというとトシが居ることを完全に忘れて銀時に抱きついていた

でも、銀時から告げられた言葉に涙は止まった

銀「・・・・もう、あいつらとはずっと一緒にはいられねぇんだ」