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必死 ページ39

車を全速力で飛ばしてもらい、最速で任務先に着く。



もちろん、補助監督さんには止められたし心配もされたけど。



今はそんなことを考えている時間もない。





「はぁ....本当にどこにいるの....?」





メールの内容から察するに、1級だと想定していた呪霊が特級相当だった、とのことだ。



さらに1体だけではなく、2級呪霊も何体か出現しているらしい。




....本当、もう少し入念に下調べはして任務を割り当てて欲しいものだ。



まあ、本来私宛の任務だったということも関係してるのかもしれないけど。




私の推測からするに、憂太は1番強い特級呪霊と対峙しているはずだ。



何人か私よりも先に着いた呪術師の方々が2級呪霊と対峙しているということは、

多分そういうことだろう。



2級呪霊に手一杯で、まだ誰も特級呪霊の元へ向かえていないのだ。



....いや、怖気付いて2級呪霊に逃げている、と言った方が正しいのかもしれない。




まあ、それはともかく。



憂太が特級呪霊と1人で対峙しているという事実は変わらない。



いくら特級呪術師の憂太とはいえ、流石に特級相手に一人というのは危ない。




特級呪霊といっても強さは様々だしよく分からないけど....



このままじゃ、憂太が死んでしまう可能性がある。





「そうだ、こういう時は....」





深呼吸をして、考えるのをやめる。



....思い出せ、憂太の呪力を。



信じられないくらいに膨大で、怖くて、でも優しいあの呪力。




一度本気でやり合ったことなある私なら、間違えるわけがない。





「....見つけた!」





もう少し奥の右側ら辺。



見える。憂太の呪力が揺らいでいるのが。




大丈夫。死んでない。



急いで駆けて行って、憂太と呪霊の姿を視認する。




憂太に当たらないようにとだけ心掛けて、遠距離型の攻撃を呪霊に向けて放った。





「....え、嘘、Aちゃん....!?」



「どうしてここに....」

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設定タグ:呪術廻戦 , 乙骨憂太   
作品ジャンル:アニメ
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しろりん(プロフ) - 完結おめでとうございます!憂太くんの夢主ちゃんへの過保護っぷりが…ドキドキしました…夢主ちゃん…これからは怪我に気を付けてほしいな…憂太くんとお幸せに!☺💞 (4月30日 19時) (レス) @page47 id: 2a6843f9ca (このIDを非表示/違反報告)
cloudy1_11(プロフ) - 読んでると顔が◜𖥦◝ヌフフってなっちゃいます!(謎) (1月22日 20時) (レス) @page22 id: f03e70c477 (このIDを非表示/違反報告)
しろりん(プロフ) - とっても良いお話ですね!夢主ちゃんが…憂太くんと関わる事で…どう変わっていくか楽しみです!☺ (12月31日 11時) (レス) @page17 id: 2a6843f9ca (このIDを非表示/違反報告)
セネリオ - スター作者おめでとうございます!これからも応援し続けたいと思います。 (12月25日 7時) (レス) @page17 id: 48af94a731 (このIDを非表示/違反報告)
さとう - 初めまして、作品めちゃくちゃ面白いです!こんな私がいつのも変ですがこれからも作品作りしてくれると嬉しいです( *´꒳`* ) (12月13日 18時) (レス) @page7 id: 81b5ea6727 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:碓氷エマ | 作成日時:2023年12月10日 13時

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