四十四夜。 ページ45
とりあえず、銃の中に残っている粒を全て取り出し、洞窟入り口の結界は再度強化した。
問題はAKUMAたちだ。
白い物体は、山に衝突しながら少し方向がずれたようで、村にこれ以上衝撃波の被害はないだろう。
「嬢ちゃん！もういい、無理はすんな！」
貴「いえ…まだです…」
上空にAKUMAが集まり始めた。
私を見て、ニヤニヤと笑っている。
貴「(残ってるのは袋の中にある粒だけ…)」
『おとなしく殺されろぉ！』
Aが諦めたその時、目を開けられないくらいの眩しい光が一帯を照らした。
・
・
貴「…」
「お、気がついたかい」
目の前に映る男性の顔と天井。
怪我したところには簡単な処置が施されていた。
貴「ここは…」
「なんとか形が残ってた家だ。あの光の後、AKUMAとやらはすべて消えちまった。そしてあの白い怪物もな」
貴「…そうなんですか。皆さんは無事ですか？死人や怪我人は…」
男性は、ニカッと笑って言った。
「あんたのおかげで全員無事だ。怪我なんて擦り傷くらいだ。…本当にありがとうな」
貴「よかった…」
その後話に聞くと、私は丸一日寝ていたらしい。
外では復旧作業が行われているようで、皆慌ただしく動いていた。
貴「そうだ…私、仲間がいるんです。海の方に船で。そこに戻らなきゃ」
「そうかい。それなら、俺たちが港の近場まで連れて行こう」
外に出ると、村人たちから礼をたくさん言われた。
その後、港の近くへと案内してもらった。
・
・
貴「あ！あの船です」
AKUMAが襲ったから多少は壊れているだろうと考えていた船は綺麗なまま、そこにあった。
ここからは、アニタさんとマホジャが出航の準備を進めているのが見える。
リナリーたちは部屋にいるのだろうか？
貴「ありがとうございました。復旧作業、手伝えなくてすみません」
「何言ってんだ。守ってくれただけで十分さ。傷は簡単な手当てしかしてないからちゃんと治すんだぞ」
男性は深々と頭を下げて、村に戻っていった。
Aも姿が見えなくなるまで男性を見て、船の方へ歩いた。
船と地面の間にある板を登り、船に乗る。
その瞬間、痛みがあった傷が跡形もなく完治した。
Aは驚きのあまり、自分の身体中を触る。
その時Aの姿に気づいた船員が叫んだ。
「アニタさん！A様が…！お帰りになられました！」
- 金 運: ★☆☆☆☆
- 恋愛運: ★★★☆☆
- 健康運: ★★★★★
- 全体運: ★★★☆☆
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アストル(プロフ) - 私もｐｓｐなんですよねｗｗｗ分かりました！ (2013年8月21日 19時) (
レス) id: bba23fb03b (このIDを非表示/違反報告)
春蘭(プロフ) - でも、何かをダウンロードしたらできるとか…まぁ、できたら連絡しますww (2013年8月21日 15時) (レス) id: 475c7bd0d0 (このIDを非表示/違反報告)
春蘭(プロフ) - あ、じゃあ俺のは無理ですねww俺PSPなのでww (2013年8月21日 15時) (レス) id: 475c7bd0d0 (このIDを非表示/違反報告)
アストル(プロフ) - はい！そうです！…調べてみたんですけど、全国もののふと通信するのが出来るのは【PSVita】だけみたいでした…、 (2013年8月21日 15時) (レス) id: bba23fb03b (このIDを非表示/違反報告)
春蘭(プロフ) - バージョン1.04ですか？ (2013年8月21日 15時) (レス) id: 475c7bd0d0 (このIDを非表示/違反報告)
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