二十二夜。 ページ23
コムイ「Aちゃん、よかったよ！怪我は大丈夫かい？」
Aの目が覚めた、という情報はコムイとアレンにも伝わり、部屋に二人がやってきた。
貴「少し痛むくらいですから大丈夫ですよ。耳が聞こえづらいのは難点ですけど…」
コムイ「そうだね…早く治ることを祈ろう。あ、それと…」
コムイは持ってきた手紙をAに手渡した。
貴「？なんですか？これ」
コムイ「ミス・ミランダからの手紙だよ」
貴「えっ！」
開けて中を見ると、そこにはミランダの綺麗な文字で文章が綴られていた。
アレンも私が目覚めるまで読むのを待っていてくれたらしいので、一緒に読むことにした。
目覚めるまで一緒に居られなくてごめんなさい。
守ってくれてありがとう。
今度はエクソシストとしてお役に立ちます。
と、街の奇怪についての説明も詳しく書いてあった。
アレン「ミランダさん、よかった…」
コムイ「三人が頑張ってくれたおかげだよ。Aちゃんは初任務にこんな大怪我をさせてしまって、本当に申し訳ないね…」
貴「大丈夫ですよ。ただ…もう少しアレンとリナリーのことを守れたんじゃないかって今、後悔してます」
アレン「AはAKUMAを救済してくれたじゃないですか！これ以上守られたら、男として情けないです。僕は大丈夫ですから」
コムイ「そうだね。Aちゃんには逆にお礼をいいたいよ。Aちゃんが戦ったノアの子。アレンくんとリナリーに攻撃しないとも限らなかったからね。Aちゃんが身を挺して戦ってくれたからこそ、二人はこのくらいの怪我ですんだんだ」
貴「お役にたててよかったです…。元々、他のエクソシストを守れる為にきたようなもんですから」
安心したように笑うAを見てアレンはなんとも言えない気持ちになった。
Aはこれからもこうやって仲間を助けるつもりなのだろう。
それなら、僕は少しでもAの力になれるようにしなければ。
コムイ「あ、Aちゃんが使ってた粒なんだけど…。強い衝撃で粉々に砕け散ったみたいなんだ」
貴「大丈夫ですよ。サク、お願い！」
Aの横で眠っていたサクがコムイの手にあったカケラを全て吸い込んだ。
アレン「えっ、大丈夫なんですか？」
貴「サクが作ってくれるの。どういう仕組みかは分からないんだけどね」
- 金 運: ★☆☆☆☆
- 恋愛運: ★★★☆☆
- 健康運: ★★★★★
- 全体運: ★★★☆☆
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 270人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「オリジナル」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
アストル(プロフ) - 私もｐｓｐなんですよねｗｗｗ分かりました！ (2013年8月21日 19時) (
レス) id: bba23fb03b (このIDを非表示/違反報告)
春蘭(プロフ) - でも、何かをダウンロードしたらできるとか…まぁ、できたら連絡しますww (2013年8月21日 15時) (レス) id: 475c7bd0d0 (このIDを非表示/違反報告)
春蘭(プロフ) - あ、じゃあ俺のは無理ですねww俺PSPなのでww (2013年8月21日 15時) (レス) id: 475c7bd0d0 (このIDを非表示/違反報告)
アストル(プロフ) - はい！そうです！…調べてみたんですけど、全国もののふと通信するのが出来るのは【PSVita】だけみたいでした…、 (2013年8月21日 15時) (レス) id: bba23fb03b (このIDを非表示/違反報告)
春蘭(プロフ) - バージョン1.04ですか？ (2013年8月21日 15時) (レス) id: 475c7bd0d0 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
