【名探偵コナン】僕と彼女が息た道 《始まりの物語編 Part.2》

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寤side



ラップを巻いているからか、傷がしみることもなく普通にお風呂に入れた。


スッキリして上がると持ってくるのを忘れていたパジャマが置かれていた。


寤「気が利くー」


上を着て下を履こうと思った時、ラップはこのままなのかと気がついた。


寤「コナーン。ねぇ、コナン！」


扉を開けることなく大声を出すと、ドタドタ足音が聞こえる。


コナン「なにー？」


可愛こぶりっ子して。


寤「ラップ。」


あぁとわかったのか、いなくなり戻ってくるとそーっと扉が開いた。


哀ちゃんがくれた紙袋を持って来た新ちゃんは扉を閉め鍵をする。


コナン「座って。」


寤「ハイハイ」


座ると慣れたように包帯を巻いてくれた。


なんだ。看護師にでもなりたいんか。


寤「蘭でもいいのに。」


コナン「この傷見せんのか？」


寤「……やばいか。」


一応新ちゃんも男の子だからそう言ったのに、正論で返された。


この傷どうしたの？って言われたら、銃で撃たれました以外何も言えない。


寤「じゃあ、これから毎日私の生足見れるね。よかったね。」


コナン「……こっちの身にもなれよ。」


寤「新ちゃんが怪我したら私がやってあげるよ。」


割と器用だからねと言うと、一度私を見てふーんと言った。


なんだその反応は。


。。

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