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Aside。
A「パーティーだなんて、私何も服とかないよ?」
園子「しょうがないわね!金曜の夜、買いに行きましょう!」
A「えぇ。」
今月金欠なのにと財布を出そうとした時、その手を園子が掴む。
園子「いいわ。ドレスは私が買ってあげる!」
なんだそのハートが付きそうな言い方は……。
A「いいよ。ドレスっぽい何かでいいからさ」
園子「そんなんダメよ。とっておきの私が選んであげるわ。」
あぁ、ものすごく嫌な予感。
ぐたーっと机に伏せていたら、扉が開く音がした。
コナン「Aお姉ちゃん?」
開いた扉の近くにはランドセルを背負ったコナンくんが私を見ている。
コナン「すごい疲れてるみたいだけど……どうしたの?」
学校から出るなり、1人でポアロまで来た。
蘭の家の下だからとかじゃなくて、元々ポアロにはよく来る常連みたいなもので。
A「ちょっとね」
コナン「園子姉ちゃん?」
A「……さすが名探偵。」
コナンくんはランドセルをおろし、私の向かいに座るとアイスティーを頼んだ。
A「疲れたぁ。」
コナン「まだ月曜日だよ」
A「あぁ!最悪!」
手で目を覆うとため息をつく。
コナン「何があったの?」
A「いやぁ、まぁ……」
。
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藍梨 - すっごく面白いです!この作品に引き込まれるように読んでしまいました!続き頑張ってください、応援しています! (2021年8月22日 15時) (レス) id: 42bd1ecc91 (このIDを非表示/違反報告)
ゆうみん - 彼女ちゃも、新一ことも心配しているし、大切な恋人だし、マジで、彼女ちゃが小さくなちゃたあ、続きが楽しみです (2020年10月31日 21時) (レス) id: de686f9f84 (このIDを非表示/違反報告)
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