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Aside。
園子「あんたねぇ、新一くんがいないからって浮気すんじゃないわよ!」
A「浮気?そんなんじゃないよ。」
園子「男とデートに行くのは浮気!」
A「中西くんはデートだなんて一言も……」
園子「甘いわね。」
男と2人で遊ぶのは全部デートだとか、中西くんが私に気があるに違いないとか
なんとかかんとか。
A「うん、わかった。わかった。ごめん。」
園子「はぁ、ボディガードがいなくなるとこんなにもガードが弱いのか。」
A「ボディガード?新一が?」
園子「そうよ。」
A「あはは、新一より蘭の方が安心な気がするけど」
園子「何言ってるのよ!男が女を守るのに意味があるのよ!」
A「そっか。ごめんごめん。」
もうと園子は頬を膨らませた。
そんなこんなしているうちに、休み時間半分終わってるけど……。
A「それでなに?なんかあったんじゃないの?」
園子「あ……そうそう。見てよ。これ。」
園子が私に見せた画面には紙切れの写真があった。
A「これがどうしたの?」
園子「鈍いわねぇ。キッド様よ!」
A「キッド?……怪盗キッドのこと?」
園子「そう!ジロ吉おじ様の所に挑戦状が届いたの!」
そういえば園子怪盗キッド好きだもんね……。
園子「見に行きましょう!今度の土曜日だからね!」
A「えぇ?見に行くって、警察の邪魔になるんじゃないの?」
園子「その日はジロ吉おじ様がパーティーを開く日なの!招待状!」
バンと机に置かれたのはパーティーの招待状。
名前まで入っている。
私が行けないと言ったらどうしてたんだか。
。
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藍梨 - すっごく面白いです!この作品に引き込まれるように読んでしまいました!続き頑張ってください、応援しています! (2021年8月22日 15時) (レス) id: 42bd1ecc91 (このIDを非表示/違反報告)
ゆうみん - 彼女ちゃも、新一ことも心配しているし、大切な恋人だし、マジで、彼女ちゃが小さくなちゃたあ、続きが楽しみです (2020年10月31日 21時) (レス) id: de686f9f84 (このIDを非表示/違反報告)
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