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〈今日の昼休み、音楽室に来てください〉
定演が終わった後は、新しい部長も決まり、吹奏楽部は新体制でのスタートを切った
その数日後
朝私はいつも通り三人で学校に登校し、いつも通り上履きを出そうとした
「ん?何これ」
何かが靴箱の中に入っている
私は恐る恐るそれを取り出した
「手紙?」
私、何かしたかな?
色んな考えが頭の中を高速でよぎっていく
考えても仕方ない、と思い勇気を出して開いてみたらさっきのことが書かれてあった
訳が分からなくて取り敢えず、優に相談してみた
「優、どうしよう、、」
優「どうしようって言ったって、答えは言わなきゃでしょ」
とか言っている優だが、ブツブツと「少女漫画みたいじゃん」と言っていてなんだか心配だ
手紙の主が誰か分かればまだマシなんだけどな、、、
私の知っている男子の字は全員違った
優「本当に!どうするの?」
「そんなの分かんないよ。こんなの初めてだし」
優「でも、香里は楓が好きじゃん」
、、、え?
「えっ、なんで知ってるの?」
優には楓が好きなこと言ってなかったはずなのに、、
優「そりゃ分かるよ。香里はちょ〜〜分かりやすいもん」
マジか、、
結構隠していたつもりだったのにな
そうこうしていたら運命の昼休みが近づいてきていた
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作者名:suisen43 | 作成日時:2021年4月7日 18時