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今日はついに定演の日



それと、3年生は最後の舞台だ




朝早くに集まって、楽器の搬入や自分の楽器の練習などをしていく







「はぁ〜〜。緊張する〜」


私は休憩の時に楓達と話していたが、緊張がどんどん増してきていた



楓「大丈夫、大丈夫。今日までしっかり頑張ってきたでしょ」

優「そうだよ!香里なら大丈夫!」



楓や優は自分だって絶対緊張しているのに、私を励ましてくれた

つくづく良い友達を持ったな、と思った





休憩の後は、すぐに本番でパートごとに円陣を組む


隼「このメンバーでするのは今日で最後です!精一杯頑張りましょう!」


『オー‼』






定演の幕が上がった


次々に曲が進んでいく




次は3年生のみでする曲だ

1、2年生は盛り上げることに徹する



隼斗先輩は本当に楽しそうに演奏していて、とても格好良かった






『ありがとうございました!』





これで定演は終わった


まだ実感が湧かなくてフワフワした感じだ




それでも先輩達が泣いている姿を見ると

やっぱりこれで終わりなんだ

と思う





楓「終わっちゃったね」

「うん」

優「これからも頑張ろう」

楓「「うん」」





私達はやり切った達成感と、先輩達と別れてしまう悲しさの気持ちがごちゃごちゃになっていた

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作者名:suisen43 | 作成日時:2021年4月7日 18時

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