和の言葉。そして、これから。 ページ14
その時に、「松本さん以外にはなにも伝えないでほしい」と言っておられまして。。
私としては、二宮さんの意見を尊重したいのですが、やはり、メンバーの方に言わないと活動は難しいので。。
(潤)「分かりました。和のことは、メンバーには言いません。」
(先生)「えっ。あっ。分かりました。」
(潤)「僕が、和と一緒に暮らします。さすがに一人には、しとけないので。ライブや、音楽番組でも、僕を中心に、曲を決めるので、動きが激しい曲はできるだけ控えます。ずっと、激しい曲を踊らないとなると、メンバーも、ファンの方も、不自然に思うので、激しい曲を踊る時は、和に、必ず鎮痛剤を飲ませて、僕と近いフォーメンションになる曲を選びます。これでどうでしょうか。」
(先生)「はい。完璧です。失礼ですが松本さんは、何か、医療的な資格を持っていられるんですか？」
(潤)「あっ。すみません。資格は、持ってないですけど、僕自身、年末年始は、必ず、高熱が出ますし、お酒を、少しでも飲むと、だいぶきつい二日酔いが来るので。。それでちょっと。。」
(先生)「大変ですね。とりあえず、これが、二宮さんの鎮痛剤です。1カ月分なので、また、取りに来てください。来る時に、日にちと、時間を教えていただけたら、裏口を開けておくので。」
(潤)「ありがとうございます。わざわざ。」
(先生)「いえ。もし、何かあったら、連絡してもらって大丈夫なので。後、私も、治療方法がないか、探してみます。」
(潤)「はい。では。」
先生に、いろいろ言ったけど正直自分でも、できるか、わからない。和と一緒に暮らすなんて。今までは、一人だったから、起きるのも寝るのも、自分の、時間だった。俺と、和の、帰る時間や、起きる時間、家を出る時間が、違う時はどうすれば？メンバーには、言わないと決めたし、マネージャーに頼むわけにはいかない。誰だったら。あっ待てよ。和は、個人的なレギュラーは一つしか、持ってない。逆にに、俺は一つも、持ってない。だから、俺が、和の、個人的なレギュラーの収録のときに、いれば。うん。これで大丈夫。できるだけ、和が、一人になる収録時、俺以外のメンバーといる収録の時は、俺の仕事と、かさならないようにしてもらえば。とりあえず、俺の家によって、服とかをとるかな。ふー。気を引き締めないと。和の、難病のことをメンバーに気づかせないように。
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作者名：翠奈 | 作成日時：2021年8月21日 15時
