非現実的妄想論 (ページ11)

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非現実的妄想論-10 ページ11

視点-湯毛

「怖かったよぉ…」

そう言って明らかに落ち込む相田に酒を勧める

この前の生放送、物凄く荒れたらしい

関係のないキヨ、ドグマさん、うっしーにもコメントの罵声が酷く止む終えず中断したそうだ

相田は酔いすぎると泣き上戸になる

今もそうだ

ぽろぽろ泣きながら生放送の事をつらつら話してる

可哀想だ、あまりにも

「キヨにも、うっしーとドグ兄にも迷惑かかっちゃったし…全部、全部私じゃないのに…」

「…俺はお前がやってないって知っとる、大丈夫、そんな奴ばっかやって、な？」

ハンカチを手渡すと相田は必死に涙を拭っていた

…本当に許せない

「にしても、許せへんなぁ…」

「野沢菜？」

「姫菜っちゅー奴、誰や野沢菜って」

聞いた事ないわ

「あー姫菜か…名前忘れてたな、でそいつが何？」

「許せへんって、お前追い詰めて何が楽しいんやろうな、全くおもんないわ

他にも男に囲まれた女実況者なんてわんさか居そうやけど」

「あー、ちょっと私もよく分からん…でもホラ、たまたま私だったんじゃない？」

にっこりと笑った相田は少しスッキリしたようだ

いつもの顔をしている

「でもお前ドグマさん家で2人きりってヤバいで、気をつけた方がええ」

「えー」