非現実的妄想論

非現実的妄想論-01 ページ2

「え？何、カッター？おい待て待て、そんな古い手口アーッ！」


恐ろしく面倒なことになったのはだいぶ前だ

まぁゆっくり聞いてくれたまえ


「メモちんさん！」


そいつ私があんま好かない女実況者でさ

名前は『姫菜』っつー名前なの

本名は姫沢菜奈っていうらしい

あんま興味ないけどあっちが教えてくれたの


「あっちでスタッフさんが呼んでましたよ」


って言うからついて行ったの！

そしたらまぁ、冒頭の通り


「カッターキャーなんて古くね？」

「やっぱそう思う？」

「一昔前の夢小説じゃん」

「さっすがレトやん分かってるぅ！」


友人のレトルトと飲んでます

家飲みマジ最高


「で？どーなったの？てかこの唐揚げめっちゃ旨い」

「それな、私が作った」

「えっ、お前マジかよ」

「うん、あ、でね」


続けるけど、


「え？何、カッター？おい待て待て、そんな古い手口アーッ！」


って言ったら人集まってきてさ

しかもスタッフまで来てさ

もうそんでその姫菜が泣きながら


「メモちんさんがいきなり切りつけてきて…」


って言うの、古くね？

そしたらスタッフ大激怒

実況の奴等は困惑してる奴とか笑ってる奴とか古くね？って言う奴とか


「そこに誰がいた？」

「キヨとドグ兄ととわぽんと…あーもう思い出せない」

「ふざけんな思い出せ」

「無理」


そんなこんなで1、2時間

何してんだ、明日も仕事なのに

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