ｰabberant sexual propensityｰ【そらる】【まふまふ】

▽ ページ22

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side まふまふ


「嘘だ。色々考えてなかなか寝れなかったんでしょ？」


そう言ってくるAを心配させたくなくて


『そ、そんなこと…！！』


なんて焦って否定した。


「また私の血を吸っちゃったから申し訳ないとか思ってるんでしょ？」


…図星だ。


「う…そりゃ…そりゃ思うよ。
だって痛いだろうし怖いだろうし…本当に申し訳…」


そう言って謝ってる僕の言葉を遮って


『大丈夫だよ。まふくんだから。』


としっかり目をみて言ってくれるA。


『私なんかの血でまふくんがきもち良くなれるなら嬉しいぐらいだよ。私の血までまふくんが愛してくれてるって思えるし…』


なんて大げさなくらい僕のためにいってくれる。


『……ほんとに……？』


「もちろん！！本当だよ！嘘は言わないよ」


『…っ…ありがとう。ありがとう…A…』


そう言って泣いている僕を
力いっぱい抱きしめてくれるA。


あぁ、Aの事を好きになって本当に良かった。


こんな僕を受け入れてくれる。


いつもありがとう。


僕はAの身も心も。
Aの中を流れている血まで…
愛し続けるから…


そんな思いを込めて首筋の傷にキスを落とした…



Vampirism end…



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