Family38 ページ38
父の手紙に書いてあったのは、信じられないことだった。
A、すまない。
父さんは、母さんを失って気が動転していた。
初めてお前たち家族の一員になれて、嬉しかった。
だからこそ、母さんを失った悲しみは強かった。
けれど、父さんは過ちをおかしてしまった。
母さんのいない寂しさを紛らわそうと、別の女との間に子供を作ってしまったんだ。
決して許されることではない。
母さんも天国で怒っているかもしれない。
隠し子、ということになるのか分からないが……。
お前には弟がいるということだ。
いつかきっと、そいつと会うことになるだろう。
その時は……。
「その時は……?つ、続きがない?」
なんで、父さんはここまで教えてくれたの?
続きは、何があったの?
それに弟だなんて……。
私は、頭が働かず考えることができなかった。
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年中寄りの箱推し - 題名を見て、某パズルゲームの変態魔導士を思い出した俺氏www (2016年2月22日 0時) (レス) id: 13665f03bc (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:彗 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/sui12141/
作成日時:2016年1月3日 23時