Family3 ページ3
「ほらほら、もう逃げられないよー」
今どこから声が……?
疑問に思い、胸ポケットからスマホを取り出す。
「……なっ?!は、ハッキング?!!」
「ご名答!君の携帯に侵入するなんて……ちょー簡単だったよ〜」
こんな容易くハッキングできるものなのか……?!
「さあ、お嬢さん。俺たちの仲間に入る気……なった?」
「ならないわ。生憎だけど、マフィアなんて……」
言いかけた言葉を遮り、奴……「黒スーツ、黒ネクタイ、赤いワイシャツ」に頬を掴まれた。
「一度この職に手を出した限り、逃げられないんだよ……罪からは逃れられねー」
「くっ……」
力が強く引き離せない。
だが勢いよく離された。
「まあ、そんなわけでちょーっとの間……寝ててくれる?」
シュウゥゥゥっと何かの気体が漏れ出す音がした。
……睡眠ガスか?!
奴らは……平然とガスマスクを装備していた。
そして私は、意識を失った。
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年中寄りの箱推し - 題名を見て、某パズルゲームの変態魔導士を思い出した俺氏www (2016年2月22日 0時) (レス) id: 13665f03bc (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:彗 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/sui12141/
作成日時:2016年1月3日 23時