内緒 ページ6
スグリ「な、なんだべ…?」
Aが改まることなんて珍しいから緊張する…
『実は…』
『ほんっとうに申し訳ないんだけど…』
『目を離した隙に、スグリのカジッチュが蜜入りりんごを食べちゃって…』
すっ、と差し出されたAの手のひらに
カジッチュから一回り大きくなったカミッチュが
こっちを向いた。
カミッチュ「ミチュ。」
スグリ「今伝えときたいことってこれのこと!?」
『いやまさか…実があんなところになってるとは思わず…預かってたのにごめんなさい(_ _;)』
スグリ「いや…アオイ達に見せるつもりだったからいいけど…」
『ん〜、それとは別に…言うべきか迷うんだけどね、』
『(いや…)』
『ん、何を言おうとしたか忘れちゃった。』
スグリ「そうだべか…」
『私もアオイ達が気になるし、そろそろ戻る?』
スグリ「いや、Aちょっと待って。」
『?』
スグリ「Aは、おれのこと…す、好き?」
『うん!もちろん!』
Aが満面の笑みでそう言った。
きっとおれに恋愛感情なんてわかねんだろうな…
いつかAに彼氏さ出来たら耐えられる気がしない。
スグリ「おれもAのことさ好き…」
ぽつりとつぶやいてみた。
『?』
Aはニコニコしたまま。
『スグリ、そろそろ行こっか。』
スグリ「う、うん。」
あれ…?だけど、蜜入りりんごなってる木は
ここらだと背の高いやつばっかなのに…
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アオイ「A!ポケモンバトルしようよ!」
ハルト「急すぎない!?」
『いいよ!』
ハルト「いいんだ!?」
スグリ「じゃあおれ見てる…」
アオイ「よーし!セグレイブ!!」
『…………』
『じゃあこっちは──!』
次回Aが繰り出すのは──!?
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・アップリュー
・タルップル
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作者名:リチトカ | 作成日時:2024年2月9日 16時