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貴方と ページ15

『……お疲れ様、オオタチ。』

かくして、スグリは絶対たる王に勝利した
自身でもその事を信じられず
もしかしたら夢かもとまで思ったが
そんなスグリにAは声をかけた

『スグリ!私を倒せる人なんて初めて、スグリの心の成長がパートナー達を導いたんだ。私は一切手加減してないんだから正真正銘、スグリの実力だよ!おめでとう!』

スグリ「えっ、本当に…俺がAを…?」

アオイ「すごーい!スグリ凄いよ!」

ハルト「まさか本当にAを越えちゃうなんて…想いの力って凄いなー」

ハルト「じゃっ、僕達は先に戻ってるね!」

アオイ「えっ?なんで…」

ハルト「学んでよアオイ!」

ハルトがずるずるとアオイを引きずっていったので
近くにいなくなったタイミングを見計らい
スグリはAの手を取る

スグリ「A、約束だべ?」

『………うん。』

スグリ「A、俺と結婚してください。」

『──いいよ…』

Aは珍しく照れ、必死にスグリから目を逸らすが
既に顔はほのかに赤く染まっているので意味は無かった

だが、聞いた「いいよ」という応えにスグリは安堵し
そのまま取った手に軽くキスを落とす

『スグリ、……行こっ!』

スグリ「…うん!」

正式に結婚するのはまだ先になるが
二人の約束は交わされたのだった───

メロエッタ「…………メロ〜♪」

優しく見守る幻は、
いつしかAに応えることになる
Aの想像に呼ばれるのだ

━━━━━━━━━
オマケ

『あっ、おにさまじゃん!』

アオイ「オーガポンのこと知ってるの?」

『まぁ、ね』

オーガポン「が、がお……、がお?」

オーガポン「ぽに!ぽにおーん!」

『え、なにめっちゃ懐く。』

アオイ「A凄いね!」

「フォスッ!」

アオイ「?」

『あ…、その毛色…』

フォクスライ「フォ」

『また付いてきたいの?』

フォクスライ「フォスフォスッ」

『そっか…この前の時から頑張って来たのね、ありがとう』

シュンッ(ボールに入った音)

『もう捨てたりしない、しないよ』

アオイ(フォクスライの毛色なんてどうやって見抜くんだろう…やっぱりAは凄いなぁ)

『アオイ、早速だけどバトルしてくれる?』

アオイ「いいよー!」

━━━━━━━━━━
本編完結

かなり無理矢理でごめんなさい

モモワロウのルートも一応やります

それが終わったら未来パロ書きます

発見→←シンジツ



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作者名:リチトカ | 作成日時:2024年2月9日 16時

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