うるせえ俺がここの主人公だ 2 【名探偵コナン】 (ページ32)

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EP.79 ページ32

ゼロ距離で話しかけ続ける萩原さんを軽く捌きながらリビングに行く。結局密じゃないかどれだけ私のこと好きなんだ。

ドアを開けると机の上には既に美味しそうなご飯が並んでいた。伊達さんと松田さんは既に食べている。台所には降谷さんと諸伏さん。家族か？

「おかえりAくん。ご飯できてるから食べていいよ」

「え、これ降谷さんが作ったんすか」

「俺も手伝ったよ！」

はいはーいと手を挙げて自慢するのは諸伏さん。これが愛…。

お礼を言って席に着く。同時に彼岸がぬるっと背後から出てきて隣に座った。

いただきます。うま。やっぱり降谷さんの飯は最高ですわ！

「そういや皆さん今日は仕事ないんですか？」

「俺は特に無い」

「萩原確か呼び出し食らってなかったか？」

「あ、忘れてた…」

「部下のやった書類を確認しないと…」

「俺はそもそも仕事やってないんだよな。変に動いたら組織にばれるし」

つまり用事があるのは降谷さんと萩原さんね。日曜日なのに忙しいな…。

私は今日何しようかな。ジンに会いたいけどどこいるか分かんないもんな。家に来ないかな。

ダメ元で今降谷さんに聞くのもありか？元組織の諸伏さんもいるし、ジンと知り合いだったって言う両親(仮)について何か知ってるかも…。

どっちにしろ食べ終わってからにしよう。食事中に血なまぐさい話はダメだってばっちゃん言ってた。

まあ私は生前飯食いながら猪の狩り方を学んだがな！