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Asaid
なんだよあの駄作者…確信突かれて嫌な気分。確かに戦闘力は皆無だよ?それは否定しない。でも、僕は情報屋だからね?作者の個人情報暴露する事も出来るんだよ?分かってるよね?
あ、逃げた。弱虫。
マスター「どうぞ。」
A『ありがとう、マスター。』
マスター「それは此方のセリフ、というものですよ。Aさん。」
A『んふふ、マスターも言うね〜』
マスター「ふふっ。そうですか?」
この優しい笑顔を浮かべた白髪の老人がマスター。
城下町で古くからカフェを経営している。かなり城から遠い場所もあってかお客さんは少ないけど、僕達住人は毎日ここで三食を取る。下だから、っていうのも勿論あるけど一番はマスターの手料理。定番のコーヒーから異国の…寿司?まで。
全部美味しいの。本当に。実家の手料理より好き。ほっとする味。
実家のが田舎のレストランで小さい頃から色々仕込まれてたんだって。それで19歳の時、両親に店を継いで欲しい、って言われたんだけど「俺は城下町に出て自分の店を開きたい。」って夢を話して。
反対されると思ったけど「そうか、お前がやりてぇならそうすりゃいい。正し、絶対に笑って帰って来いよ。」って肩を押されて。それで一人、この都市に来て。最初は全然お客さん来なくて。親に顔が見せられない、どうしよう。て毎日裏で泣いてたけど少しずつお客さん来るようになった。
そこで実家の料理を出したらとっても喜ばれたんだって。「私、友達に宣伝してくるわ!こんなに美味しい店があるって!」その人がマスターの奥さん。先に死んじゃったから寂しくない?って前に言ったら「寂しくないですよ。今も隣にいます。Aさんが私の息子だったら良かった、だそうです。」
マスター、とっても幸せそうだった。
僕良いなぁ、て思ったの。これが愛なんだ、って。何時も恨まれる事ばっかりだから。笑っちゃうよね。
A『でも僕このお店、一番好きだよ。』
マスター「嘘を付くのは良くないですよ。」
A『嘘じゃないよ〜!本当に!一番なの!』
「そうだよ、マスター。俺達はここが家みたいなもんさ!」
「最後の晩餐も此処で食べたいわ!」
マスター「いやぁ…嬉しい事を言ってくれますね。私は幸せ者ですよ。」
皆ここが大好き。
だからね、マスター。
貴方はずっと笑っていてね。
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砂肝(プロフ) - はふーさん» うわあああああああああありがとうございまあああああす!!!!!掛け持ちなので更新糞だと思いますが頑張ります! (2020年5月27日 18時) (レス) id: 1648d037af (このIDを非表示/違反報告)
はふー - やぁだめっちゃ好きですぅ((( めちゃめちゃいいじゃないですか…すっごい好きです!先の展開が気になる……頑張って下さい!応援しております∠( ˙-˙ )/ (2020年5月27日 15時) (レス) id: 7dbd428a56 (このIDを非表示/違反報告)
砂肝(プロフ) - 奈飴亜@歌い手色の占ツク民達さん» ありがとうございす!1年に1話更新で頑張ります!← (2020年5月8日 16時) (レス) id: 1648d037af (このIDを非表示/違反報告)
奈飴亜@歌い手色の占ツク民達(プロフ) - 待ってました!俺が無能?ふーんの弟さんの作品ですか。更新楽しみにしてます! (2020年5月8日 16時) (レス) id: 969193beea (このIDを非表示/違反報告)
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