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「Aー、部活何にするか決めた?」


「んー、迷ったけど卓球部にするよ!」


「マジ⁉貴方の友達の名前も卓球部にしようと思ってた!wよろしく!」


「マジか〜、よろしく!」



貴方の友達の名前と話していたら、いつの間に登校してきたのか好きな人の苗字君が話に入ってきた。



「お前らも卓球部?俺もそうだよ!w」


「え、好きな人の苗字君も卓球部なの⁉意外ー、陸上部とかだと思ってた!」


「こう見えても、小さいときからやってたんです〜。同じクラブだった仲良い奴が入れ、ってうる
 さいんだよ」


「そーなんだ!今日届を出して明日から部活なんだよね?」


「そうそう!楽しみ〜♪」



そのとき、教室のドアの方から好きな人の苗字君を呼ぶ声が聞こえた。



「お〜い、好きな人の名前!ちょっと来い!」


「あ、好きな人の友達の名前だ。ちょっと行ってくるわ」



好きな人の友達の名前、と呼ばれたその人は、上靴の色からして2年生のようだ。



「これ、明日の予定な。1週間後に団体戦だから真面目に来いよ!」


「わかってるし。てか、いいの?1年がいきなり団体戦出たりして」


「え〜。俺だって、本当は他の2年がお前みたいな憎たらしい1年にレギュラーの座を奪われるのは
 かわいそうだと思うけどね〜」


「絶対嘘w俺、お前が部長じゃなかったら断ってたかもな〜。そのへんは有難く思えよ?」


「はいはい。感謝してますよ〜っと。それじゃーな」



なんだか面倒くさそうなその人はいなくなってしまった。



「今来てた人が、さっき言ってた人?」


「そうそう。中村好きな人の友達の名前っていうんだけど、卓球部の部長やってる」


「へ〜。男子は大会近いんだ?」


「そう。あ、そうだ。俺今度の団体戦のレギュラーに選ばれたから、よかったら見に来て」


「え、行きたい!絶対見る!」



すごい楽しみなんですけど!!

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作者名:赤音あい | 作者ホームページ:なし  
作成日時:2017年9月9日 21時

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