第32話 既成事実って、知ってるかい? ページ15
YG「分かってないですねジヨンさん」
俺は知ってる
なんてったって俺はあいつとずっと一緒にいたから
JY「…何が?」
マフィアのボスかって位のテンションで俺を睨んでくるジヨンさん
YG「あいつは押したらブチギレてくる。逆に引いたらここぞとばかりに急所を攻めてきて無駄に勝ち誇った顔をしてくる…。そう言うやつです」
JY「…ほう?じゃああの子を落とすのは俺には無理だと」
YG「はい」
JY「じゃあどうやったら落ちるのか、君は知ってるんだ」
YG「…それが分かったらもう結婚してますから」
俺は鏡に映るジヨンさんから視線を外した
女の子って…
マリアって、難しいんだよ…
YG「あいつを攻略するのは不可能d…」
JY「バアカ言っちゃいけねーよ!?!?!?!?!?」
YG「ウッ………」
耳が聞こえなくなった
真横でジヨンさんが天を仰ぎながらうるさすぎる爆音で叫んだから
JY「さっきから黙って話を聞いてればなんだそれ!!!!」
YG「いや喋り倒してましたけど…」
JY「いいか!?よく聞けユンギ!!!!」
YG「聞いてますからさぁ…音量下げてくれませんかー?(イラッ)」
ガチャッ
マリア「何事!?」
JY「帰れ」
顔を覗かせたマリアに秒で指をさしたジヨンさん
マリア「は…」
JY「今すぐ」
マリア「何を…」
JY「帰れ」
マリア「………」
JY「GO」
バタン
JY「…いいかよく聞け?」
YG「おっ…はい…」
戻ってきたジヨンさんがまじめな顔して俺を見てくる
JY「俺は別にマリアちゃんタイプじゃない」
は
YG「なんだとお前!!!!タイプでもないのに連絡先聞いて…まさか襲おうとしてたのか!?」
カリスマだか何だか知らんけど息の根止めまーす
JY「胸ぐら掴むなよ!俺はそんなことしない!!」
YG「このクズ野郎俺がアイツを守…」
ガチャッ
マリア「何してんの!?」
YG・JY「GO」
マリア「はい」
バタン
YG「…ふぅ…。いったん落ち着きましょうか」
JY「そうしようか…」
お互い服を正して元の位置に戻った
JY「俺は君たちを見てて思ったんだ…。何で付き合ってないの?逆に。…って」
YG「ですよね?やっぱりそう思います?」
JY「ユンギはマリアちゃんに告白したの?」
YG「プロポーズしました」
JY「えっ」
YG「砂浜で」
JY「砂浜」
YG「なんなら一時間前にも」
JY「…バカなの?」
だよね
344人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「BTS」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
唐辛子マン(プロフ) - イカレさしたった (2020年1月27日 18時) (レス) id: 019b9e0041 (このIDを非表示/違反報告)
唐辛子マン(プロフ) - konoeさん» 本当ですか!?ありがたや…これからも末永くよろしくお願いいたします!!!! (2020年1月20日 1時) (レス) id: 019b9e0041 (このIDを非表示/違反報告)
konoe(プロフ) - はじめまして。今まで読んだ作品中、1、2を争って面白いです!抜群!ありがとうございます。 (2020年1月19日 14時) (レス) id: fc382f7f30 (このIDを非表示/違反報告)
はま(プロフ) - そな。さん» なんなら酒飲まないと書かないまである。伝わってよかったwww (2020年1月19日 7時) (レス) id: 033aa0ce0a (このIDを非表示/違反報告)
そな。(プロフ) - あら唐辛子マンさんお酒飲まれるんですか!? ダーティワークちゃんと伝わりましたよ!へへへへへへ← (2020年1月19日 3時) (レス) id: 0ef8f55913 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:唐辛子マン | 作成日時:2020年1月9日 20時