アレグラ星人呼んできて！《Nside》 ページ25
ズズズ、ぐすん。
ズビーーーーッ！！
決して広いわけでは無い部屋に、鼻水をすする音が響く。
季節はうららかな春。
鶯の声も聞こえないような、情緒をぶち壊す音を生み出しているのは、うちのメンバーの1人であり恋人だ。
「に"ぃの"〜……、ディッジュ、な"ぐな"っだ…」
「はいはい」
花粉で目も鼻もぐずぐずな恋人…相葉さんに、新しい箱ティッシュを手渡す。
この時期のティッシュの消費量は、普段の倍だ。
そろそろ自分でティッシュを調達してきてもらいたい。
…まぁ、一緒に暮らしているからあまり関係ないんだけど。
「ん…、あ"り"がど…」
真っ赤な鼻が痛々しい。
もう少し柔らかいティッシュを買うべきだろうか。
「注射、してくりゃ、ぐす、よ"がっだ…」
ぐすんぐすん。
縁が赤く染まった目を潤ませて眉を下げる様は、不謹慎だけど可愛い。
…ズクン。
いやいや、俺、どんな鬼畜だよ。
こんな相葉さん見て…
「相葉さん」
「なに"……、っ、ん…！」
出来るだけ苦しくならないように、そっと唇を合わせる。
いつもよりもカサカサした、乾燥した唇を潤すように舐めていく。
「ん"っ…、んーっ…」
鼻呼吸が上手くできない相葉さんが、俺の胸を弱々しく叩く。
どうやら限界らしい。
…まぁ、俺も鬼じゃないからね。
「…っ、ぷはぁ…」
「ふふ、顔も首も、真っ赤」
「…ばかぁ…」
「…早く注射打ってきてね」
「ん"ぇ…？」
「そんなんじゃキスも出来やしない。春が終わるまでおあずけなんて、耐えられないでしょ」
アンタも、俺も。
相葉さんが、真っ赤な縁と涙で潤んだ目を細めて、いつもより下手くそに笑った。
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salt_*(プロフ) - 櫻華さん» おう！やってみろ！お前の頑張りを見せるんだ！！(誰) (2018年4月9日 9時) (
レス) id: d298686d63 (このIDを非表示/違反報告)
櫻華(プロフ) - salt_*さん» 先生！私、何か書きたいからやってみます！！ (2018年4月9日 9時) (レス) id: 5f6dbffbbd (このIDを非表示/違反報告)
salt_*(プロフ) - 櫻華さん» 櫻華氏ならいけるよ…諦めたらそこで試合終了ですよ(たぷたぷ) (2018年4月9日 9時) (レス) id: d298686d63 (このIDを非表示/違反報告)
櫻華(プロフ) - salt_*さん» 鬼畜にのみー……書きたい……でも技量が皆無！ (2018年4月9日 9時) (レス) id: 5f6dbffbbd (このIDを非表示/違反報告)
salt_*(プロフ) - 櫻華さん» やったー！ご理解いただけて嬉しい(*^^*)鬼畜にのみ待ってるで…(どうした) (2018年4月9日 9時) (レス) id: d298686d63 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：salt_* | 作成日時：2017年7月30日 22時
