【短編】ゲームボーイ･ヒーロー �� [完] / そらる ページ28
「今日家来る？Aちゃんがお前に会うの楽しみにしてるよ」
そらるの家に住むようになり彼女の生活がガラリと変わり始めた。それはいい方向へと進み、まふまふとの接点も増えつつあった。
まふまふが自作の歌を聴かせてからファンになってしまった彼女。
この日を境に話かけられるようになったまふまふは、『音楽やってて良かった！！！』と心のそこから思った。
「行きますっっ！」
全てそらるを通しての連絡だが、本当に彼には世話になっている。
「そらるさん、ぼく。言いますっ、きょう」
声色の安定していない高い音に緊張が伝わる。
最近彼女も顔を赤らめつつ、独り言で『まふまふさんに会いたいな…』なんて乙女チックなことを呟いていた。
「ん。いいんじゃない？」
「ふ、フラれたら……、もう、人間辞めます」
「急に話が重いんだけど」
フラれるなんて絶対に有り得ない事だが、不安になることも分かる。
実際そらるも照れ隠しで今の彼女に告白したが年齢差が五つということもあり、自信が持てなかった。
「いつもみたいに話せれば大丈夫だよ」
「……そうですよね！あ、もしOKが出たらAちゃん持ち帰りますから！！」
「それは本人に聞いて」
切り替えが何とも大胆だが、それでこそまふまふだと思う。歩き出すまふまふの後ろ姿を見つめながら、心の中で『頑張れ』とメッセージを送った。
─ ここまでの 話 を セーブ しました 。 ─
ここまでのお付き合いありがとうございます。
ミニ小説『ゲームボーイ･ヒーロー』完結です。
少し重たい始まり方でしたが、まふまふさんと彼女さんが付き合うまでの過程をそらるさん視点で書いてみました。
二人はそらるさんに救われて、本当に感謝していて、そらるさんが困っているときは全てを敵に回しても恩返しをして欲しいな。なんていう密かな設定を詰め込みました。
また、まふカノちゃんは『大きい独り言多め』の設定なんですが、その理由がそらるさんの一言で加えられてたらいいなー。っていう妄想です。
ここの二つのカップルは個人的に気に入っていて、コンビでもカップルでも仲良しだったら素敵だなって思ったミニ小説でした。
もう少し具体的に話を作れたら、ひとつのお話を作りたいんですけどね。まだまだ実力不足ですね。
@10/3センラ(くん)に恋する彼女 + 志麻→←【短編】ゲームボーイ･ヒーロー �� / そらる
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こんぺいとう。(プロフ) - お鈴さん» はい！是非！何時でも大歓迎なのでお申し付けください。 (2018年10月3日 17時) (
レス) id: 5845111e18 (このIDを非表示/違反報告)
お鈴(プロフ) - あんくさんのリクエストの更新ありがとうございました！これからも何かしらリクエストすると思うので....よろしくお願いします！ (2018年10月2日 21時) (レス) id: 97cb04aaf6 (このIDを非表示/違反報告)
お鈴(プロフ) - こんぺいとう。さん» いえいえ！全然大丈夫です！！！こんぺいとう。さんの都合の良いときに！！これからも応援してます！ (2018年10月1日 21時) (レス) id: 97cb04aaf6 (このIDを非表示/違反報告)
こんぺいとう。(プロフ) - お鈴さん» かしこまりました。誠に勝手ながら、明日更新させていただきます。申し訳ございません。 (2018年10月1日 20時) (レス) id: 5845111e18 (このIDを非表示/違反報告)
お鈴(プロフ) - またまたリクエスト失礼します！あんくさんでメンヘラ彼女をデロデロに甘やかすおはなしください（土下座） (2018年10月1日 19時) (レス) id: 97cb04aaf6 (このIDを非表示/違反報告)
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