▽@黒い感情 un:cさんに恋する彼女 ページ24
〈お鈴様 から リクエスト〉
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流れるコメントの中にはどれだけ本気の人がいるのだろうか。
『声がすき』
『アレンジがすき』
ある特定の部分を引っ張ったような感情と、
『神』
だと尊敬する言葉。
知ってる。
un:cさんの声だってアレンジだって、投稿する前に聴けるのはワタシだけ。
こんなワタシを愛してくれる神様だってことも理解は出来る。
でも。
アンチよりも先に
『惚れた』『結婚してくだs((』
といった愛のあるメッセージを削除してブラウザを閉じる。
その言葉は、ワタシだけが言えばいい。
その返事も、ワタシだけが知ってればいい。
画面越しの愛に嫉妬する彼女のかわいい顔は怒りで染っている。
「！」
不意に後ろから抱きしめられる。
「un:cさん…？ど、どうしたの？」
「別にー？ただ抱きしめただけだけど…あ、嫌だった？？」
「嫌なわけないけど」
さっきまで考えていた黒い感情が洗い流されるように、綺麗になっていく。
ぎゅーっと苦しくないほどの優しさが嬉しい。
でも、どうせならば正面から受け止めて欲しくて、くるりと腕の中で回る。
「お？」
少し驚いたような声は、嬉しさが交わっていて、素直に甘える彼女を抱きしめて頭を撫でる。
u:nc意外の手ならば直ぐに払い除けてしまうが、どうにもこうにも離れられないようになってしまう。
「なんかあった？」
「……ううん」
一度顔を確かめ合うように距離をとる。
大好きなアナタ。
世界で一番愛する人が視界に入る。
それだけでいい。それだけがいい。
彼女の心を悟るように「動画のこと？」と聞き出す。付き合い始めて数ヶ月だが、それでもよく見ているun:cはそれなりに相手を理解している。
痛い所をつかれた彼女は歯切れの悪い口調で「うん」と頷く。
じっと彼女が話すまで待つun:cは女心を理解しているのか、話しやすい雰囲気をつくり、気まづくならないように、間の会話を忘れない。
「……嫌なの。un:cさん、かっこいいし、人気だから」
▽◯→←《コラボ企画》once in a blue moon
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こんぺいとう。(プロフ) - お鈴さん» はい！是非！何時でも大歓迎なのでお申し付けください。 (2018年10月3日 17時) (
レス) id: 5845111e18 (このIDを非表示/違反報告)
お鈴(プロフ) - あんくさんのリクエストの更新ありがとうございました！これからも何かしらリクエストすると思うので....よろしくお願いします！ (2018年10月2日 21時) (レス) id: 97cb04aaf6 (このIDを非表示/違反報告)
お鈴(プロフ) - こんぺいとう。さん» いえいえ！全然大丈夫です！！！こんぺいとう。さんの都合の良いときに！！これからも応援してます！ (2018年10月1日 21時) (レス) id: 97cb04aaf6 (このIDを非表示/違反報告)
こんぺいとう。(プロフ) - お鈴さん» かしこまりました。誠に勝手ながら、明日更新させていただきます。申し訳ございません。 (2018年10月1日 20時) (レス) id: 5845111e18 (このIDを非表示/違反報告)
お鈴(プロフ) - またまたリクエスト失礼します！あんくさんでメンヘラ彼女をデロデロに甘やかすおはなしください（土下座） (2018年10月1日 19時) (レス) id: 97cb04aaf6 (このIDを非表示/違反報告)
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