#17 ページ22
机の上のヒプノシスマイクはスマホ型をしている。
これが私のヒプノシスマイクだ。
『知ったら驚くよね…』
────やっぱりまだ言えないな。
とりあえず、今日は休もうと思いベッドに入った。
────────────────
テリトリーバトル前日の朝…_____。
今日は明日のテリトリーバトルに向けて中王区に行くことになっている。
どうやらテレビの取材とかもあるらしく、前日には中王区に行かなければならないらしい。
その頃、山田家では────────·····。
『もうすぐ出発する時間だけど……二郎、準備終わった?』
二「も、もうちょっとだけ待って…!A姉ちゃん!」
てな感じで、二郎の準備が終わらず家の中がバタバタしている。
────忘れてた…二郎は直前にならないと準備しないんだった…。
リビングに来ては、また自分の部屋に戻っていく二郎を眺めながらそんなことを考えていると、ふと頭に浮かんだことがあって、私は自分の部屋に戻る。
机の上にある
──── 一応…ね。
リビングに戻ると、二郎が一郎に謝っているところだった。
でも、その後すぐに自分の部屋に走っていく二郎。
何があったのか一郎に聞くと、中王区に入るための許可証を部屋に忘れたらしい。
一「まったく、二郎は……」
三「はぁ……」
一郎の呆れた声と、三郎のため息が聞こえてくる。
──── 今度から一緒に前日に準備するか…。
そう密かに思った時、二郎がリビングに戻ってきたので全員で家を出た。
────────────────
中王区に到着。
弟達が中王区の門を見ながら話しているのを聞きつつ、門に目を向ける。
セキュリティ……絶対やばい。
三郎の言う通りだ。
監視カメラがいっぱい…。
そんなことを考えていた時、
?「よォ、クソ偽善者の山田一郎くーん」
私達の後ろから声が聞こえた。
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作者の星海です。
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これからもどうぞよろしくお願い致します!
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作者名:星海&妹君ワヨ激 x他1人 | 作成日時:2018年12月21日 13時