どうしてこうなった？！【すとぷり】【歌い手】

なんでこんなことになったの？ ページ45

ー病院ー



看「もう少しで手遅れになってました…よかったですね…！回復しそうですよ」



人1｣「ほんとですか…！？よ、よかった…」



さ「あぁ…でも、どうしてこんなことに…」



看「医院長入りますね」



人1｣「は、はい」



医「えーっと…ご家族の方かな？」



さ「はい」



人1｣「えと、友達です」



医「うむ…まぁいい、知ることだからな…
残念ですが、莉犬さんは記憶喪失です。」



人1｣「え…？」



さ「は…？でも…あの時は記憶がちゃんと…あったんですよ…？」



医「さっき調べましたが、脳が何かの動作に圧縮されており、記憶が飛んでしまったと…なのでお願いが…莉犬さんは特殊な記憶喪失です。だから、思い出させるようなことは絶対にしないでください。もし、無理に思い出してショックを受けさせると…死に至る場合が…」



人1｣「っ…！は、はい…分かりました。」



医「ご理解頂けたなら良かったです。莉犬さんは402号室ですよ。」



さ「ご丁寧にありがとうございます。」


ーーーーー

人1｣「な…なんで…こんなことにっ…！」



さ「落ち着け…俺だって…ほんとは落ち着けねぇよ…でも、莉犬のためだ…」



人1｣「っ…うん…」



バタッ



こるなジ『莉犬！！！！』



人1｣「み…んなっ…！」



る「っ…莉犬…どうして…！人1｣…怖かったよね…僕達が傍にいるから大丈夫だよ…ｷﾞｭｯ」



こ「やっぱり…部活サボればよかったっ…なんで…なんで莉犬がこんな目に合わなきゃいけないんだよっ…！！クソっ…！！！」



ジ「……手冷たいな…莉犬…早く元気になってくれよ…ほんま俺辛いねん…」



な「みんな…悲しい気持ちは分かる。けど、
莉犬のためだ。あんまり感情を爆発しないようにしよう。莉犬に負担がかかるだけだから…ごめんね、俺からはこれしか言えない。」



人1｣「なーくん…その通りだよね…莉犬くんを見守ろう。」



莉「ｽｰｽｰ…っ…！ん…」



人1｣「り…いぬ…くん…」



莉「あれっ…みんな…って、あなたは？」



全ｰ莉「え…！？」



人1｣「っ…わ、私は佐藤 人1｣！よろしくね莉犬くん」



莉「え…なんで俺の名前知ってるの…？」



人1｣「く、クラスが同じで気になってたんだ…！だからるぅちゃんから聞いて知ったの！」



莉「そっか！うん！よろしくね！！えーと…
人1｣！！ﾆｺｯ」





…私のこと…忘れちゃったんだ…

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