喧嘩 #4 ページ28
木兎「…A」
『ごめん、また光太郎困らせるよね。ごめん、ほんと、すぐ泣き止むから。』
目元を押さえ、涙を止めようとするが、止まらない
すると、人の温もりを感じた
木兎「そうやって、昨日泣いてたの？ずっと」
『うん…っ、』
私、光太郎に抱き締められてるのか
木兎「そっか、ごめん。悲しかったよな」
『なんで光太郎謝るの…』
木兎「元はと言えば俺のせいだし。うおっ、Aクマやべぇな」
目の下を優しく撫でる光太郎
『…光太郎、あのさ…。光太郎は本当に素敵な人で、かっこよくて、キラキラしてて、バレー馬鹿で、面白くて、私の大好きな人なの。』
木兎「うん」
『だから、…その、光太郎がいつか別れ話を切り出してくるのも、もう考えてて、…そりゃ私よりも可愛い人だって居るし、優しい人だって居るし、何百倍も素敵な人が山ほど居るわけじゃん、だから、ある程度覚悟はしてて…』
話を続けようとすると
木兎「おい、もう話すんな。A、どんどん辛そうになってる」
話を遮られる
そう言う光太郎も辛そう
『…ごめ』
木兎「ごめんって言うな！俺にはAしか居ねーの！！離したくない！！誰にも渡したくないの！！！」
抱き締められていた力が強くなる
『光太郎、分かったから、あの』
木兎「やだ！！！ぜってー離さねえもん！！」
『苦しいわ！！！！』
木兎「いたっ！？」
空いていた手で、光太郎のおでこにデコピンをする
『加減を考えろ…加減を』
離れたあと、2人とも冷静になり、数秒考えて
『「やっぱ、もう1回付き合いませんか」』
『…え』
木兎「お？ハモった！
Aは、俺の事好き？」
首を傾げて、恐る恐る聞く光太郎
『…大好き。どうしようもなく。だから、これからも私の隣に居てくれませんか』
恥ずかしさで、語尾がどんどん小さくなる
顔も熱い
木兎「！俺もA大好きだかんな！」
『うわっ！？』
また抱き着かれる。この人は犬か
呆れながらも、ツンツンの髪を撫でる
.
ほんと、恋って病気だな。
ーーーーーー
深夜テンションで一気に書きました。
相変わらずぐちゃぐちゃの文で読みにくくてすみませんm(_ _)m
〜
友達との罰ゲームで恋人に別れ話を切り出したら彼女は……というドッキリを仕掛けた→Aちゃんはまんまと引っかかる→仲直り
みたいな感じです
事情を知ったバレー部みんなにこの後怒られたとさ(主に赤葦に)
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こんぺーとー(プロフ) - 紫苑さん» いえいえ！上手く作れなかったらすみません(汗) (2018年7月26日 17時) (
レス) id: e033303f11 (このIDを非表示/違反報告)
紫苑 - ありがとうございます。楽しみにしてます (2018年7月26日 11時) (レス) id: 54ac896210 (このIDを非表示/違反報告)
こんぺーとー(プロフ) - 紫苑さん» リクエストありがとうございます！文化祭の方が終わったら作ります！(b･ω･)b (2018年7月26日 9時) (レス) id: e033303f11 (このIDを非表示/違反報告)
紫苑 - 髪を下ろした木兎さんにドキッとする話をお願いします。 (2018年7月25日 22時) (レス) id: 54ac896210 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：こんぺーとー | 作成日時：2018年7月25日 11時
